使い易いおすすめ砥石「シャプトン刃の黒幕」で包丁とノミの研ぎ方を紹介します。
はじめに
蝶番の取り付けとかちょっとした加工でノミを使っているのですが、最近ちょっと切れ味が悪くなってきたかなと感じていました。特に刃が欠けたりとかは無いけど、やっぱりメンテナンスが必要なんですね。
ということで、
今回は砥石を使ってノミをお手入れ!
・・と言っても砥石は持っていないのです。新たに購入する必要がありますが、色々調べてみると砥石って結構いい値段するんですね。包丁も研げるし奥さんに頼んで買ってもらおうかしら。。
と、砥石欲しいなぁ。包丁の切れ味もよくなるよ!(ドキドキ)
うーん、いいよ。前に持ってたけど上手く砥げなかったから捨てたんだよね。
(・・さすが断捨離派・・)ちゃんと研げるように頑張るよ!
シャプトン 刃の黒幕オレンジ 1000
ということでシャプトンの刃の黒幕という砥石を奥さんに買ってもらいました。この砥石、他と比較してちょっとだけお高いのですが、 以下のメリットがあります。
1、使う時に水に浸す必要がなくお手軽
2、素人でもよく研げる
3、耐摩耗性が高く長く使える
4、ケースが砥石台として使える
5、名前がカッコいい
ちなみにこの刃の黒幕シリーズは結構種類が出ていて何を選んだらいいかちょっと戸惑うのですが、一般的な用途では1000番のオレンジで良いそうです。
パッケージ
砥石は粒度で以下のように用途が分かれますが、今回買ってもらった「シャプトン 刃の黒幕オレンジ1000」は中砥にあたります。本当は仕上げ砥もあったほうが良いのですが、とりあえず中砥があれば刃物を研ぐという目的は達せられます。
裏をみると色々と説明が書いてあります。
フムフム、ケースは研ぎ台としても使えるのね。ノミも包丁も研げると・・ん?
えぇ・・
よく見るとナタ・オノとか結構物騒なもの書いてあるし。刃物ならなんでも砥げそうです。さすが刃の黒幕。
ケースの上面は砥石を固定するための溝があります。
ケースの裏はゴム足が付いていて滑らないようになっています。
ケースを開けるとこんな感じ。刃の黒幕というちょっと物騒な商品名の印字とMADE IN JAPANが素敵。
ノミを研ぐ
研ごうと思い立ったらすぐ砥げます。このお手軽感は刃の黒幕の大きなメリットですね。(5分程度水に浸したほうが研ぎ感は滑らかになります)
今回研ぐのは↓のノミです。愛用してます。
砥石の表面を水で濡らして角度を保ちながら研いでいきます。
角度が保てていないと刃先が丸くなってしまうので注意が必要です。
ちゃんと研げると刃裏にカエリが出ます。↓はちょっと大げさにしてますが、刃裏を刃先に向って軽く撫でて引っかかる感じがあれば大丈夫です。
仕上げに刃裏をピッタリ砥石に付けて数回研ぎ、カエリを取ります。
研いだ後はこんな感じ。傷だらけだったのが綺麗になりました。
包丁を研ぐ
続いて我が家で最も使用頻度が高いGLOBALのペティナイフを研いでいきます。
普通の大きさの包丁もありますが、軽くて使い易いのでペティナイフばっかり使ってます。
包丁の背を15度程度浮かして角度をキープしたまま研いでいきます。
刃先を手前側にして45度の角度で研ぎます。
研ぐ順番は先端、中央、根元側の順で指の押さえを変えながら研いでいきます。
ノミの場合と同様に裏側を刃先に向かって撫でてみて、引っかかる感じがあればカエリが付いていてちゃんと砥げています。
ペティナイフは両刃なので裏側も同様にカエリが付くまで研いでいきます。
最後に新聞紙に刃先を何度か擦りつけてカエリを取ります。
指で刃先側へ撫でてみて引っかかりが無くなっていればカエリが取れています。
ちゃんと砥げていると新聞紙がスーッと切れるようになって感動します。
まあ、実はちゃんと研げるようになったのは3回目ぐらいからですけど。
正しい研ぎ方を知識として知っていても実践となると違いますね。
まとめ
はい。そんなわけで今回は砥石でノミと包丁を研いでみました。
ちなみに今まで包丁はシャープナーで研いでいたのですが、シャープナーだとすぐ切れ味が悪くなるんですよね。
なので包丁を長く大事に使っていくには砥石で研ぐのが良いのです。
本当は↓のような仕上砥石があると切れ味がさらに良くなり、かつ長続きするようなんですけど、仕上砥石ってちょっとお高いです。とりあえず中砥石だけで頑張っていきます。
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