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オシャレなアンティーク加工が簡単!アンティークメディウムの塗り方

オシャレなアンティーク加工が簡単!アンティークメディウムの塗り方 アイキャッチ DIY
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はじめに

お部屋にアンティークな家具があるとオシャレですよね。

アンティークとまでいかなくとも古びた家具って雰囲気があっていいものです。

でもアンティーク家具って高い…

なるべくお金をかけずにアンティークな家具が欲しいとなったら、DIYでアンティーク風に加工する方法があります。

アンティーク風の加工はワザと細かい傷を付けたり、アンティーク風の表現が出来る特殊な塗料を使うことで行います。

DIYならそんなにお金をかけずにアンティーク風の加工が出来るよ!

しかし、アンティーク風の加工はやり過ぎるとわざとらしかったり、汚くなり過ぎることがあるのでさじ加減が重要になります。

この辺がDIY初心者だと敷居の高さを感じてしまいますが、塗り方や加工のポイントを抑えれば意外と簡単に雰囲気のあるアンティーク加工を行うことが可能です。

アンティーク風の塗装には「メディウム」という専用の塗料を使いますが、塗り方に少しコツが必要な塗料です。

ということで、

今回はアンティークメディウムの塗り方を中心にアンティーク加工のやり方を紹介します!

アンティークメディウム 塗り方のポイント

アンティーク加工に使う塗料

アンティーク加工に使う塗料は仕上がりの良いターナー ミルクペイントがオススメです。
各種メディウムで色々なアンティーク風の表現が出来ます。

ターナー ミルクペイントはミルク原料を使用した安心安全な水性タイプの塗料です
アーリーアメリカン、アンティーク系の柔らかい色調を取り揃えています。

ターナー ミルクペイントの塗り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

ターナー ミルクペイントと組み合わせて手軽にアンティーク感を出せるアイテムが各種メディウムです。

以下のように用途に合わせたメディウムがあります。

  • アンティークメディウム ・・・ブラウンの汚しで味のある年代物の雰囲気を表現
  • ダストメディウム ・・・ホコリを被ったような白っぽく、くすんだ雰囲気を表現
  • クラッキングメディウム ・・・塗装が経年劣化した塗装のひび割れを表現

今回の塗装では、各種メディウムの中でも王道的なアンティーク表現が可能な「アンティークメディウム」を使います。

傷の付け方のポイント

アンティーク風に使い込まれた表現として、わざと傷を付ける手法があります。

傷を付けると言っても闇雲に傷を付けてしまうとわざとらしくなるので、傷がつき易い角の部分や擦れそうな所に傷を付けるのがポイントです。

今回アンティーク加工するのは下の写真のターナー ミルクペイント(スノーホワイト)で塗装済みのブレイブボードスタンドです。

ブレイブボードスタンド

ブレイブボードスタンドの作り方はこちらの記事で紹介しています。

紙やすりで擦れた傷を表現する

荒めの紙やすりで擦れ傷を表現します。

80番〜120番程度の紙やすりで良いかと思います。

紙やすりで擦れた傷を表現

擦れて塗装が剥がれ易そうな角の部分を中心に紙やすりをかけていきます。

角以外にも使っていくうちに擦れそうな所があれば、そこも紙やすりをかけましょう。

下地の木材が見える程度に紙やすりをかけて塗料の剥がれを表現します。

角を紙やすりで削る

全体的に角の部分に紙やすりをかけて使用感を出していきます。

全体的に角を削る

アンティークメディウムで年代物の雰囲気を表現

ターナー ミルクペイント アンティークメディウムで年代物の雰囲気を表現します。

フタを開けるとコゲ茶色の塗料が現れます。

ターナー ミルクペイント アンティークメディウム

アンティークメディウムを水で薄める

アンティークメディウムは原液の状態だと濃過ぎるので水で薄めて使います。

アンティークメディウムを別の容器に少量取ります。

容器はお肉のトレイを使うと塗装した後に軽く濯いで捨てられるのでお手軽です。

アンティークメディウムを魚用トレイに少量取る

アンティークメディウムに水を加えて薄めます。

アンティークメディウムはドロっとした感じで粘度が高い塗料ですが、水でバシャバシャになる程度に薄めるのがポイントです。

ちょっと薄過ぎるかな?という程度の方がやり直しが効きます。

アンティークメディウムを水で薄める

アンティークメディウムを塗る

水でバシャバシャになるまで薄めたアンティークメディウムを刷毛で塗っていきます。

塗りムラは気にせず手早く塗るのがポイントです。

アンティークメディウムを塗る

ある程度の面積を塗ったら、いらない布でアンティークメディウムを素早く拭き取ります。

拭き取ったら塗った意味が無いと思うかもしれませんが、木材の表面は木目などで細かい溝があるので、溝に入ったアンティークメディウムは拭き取られずに残ります。

アンティークメディウムを布で拭き取る

拭き取りに時間を掛けると塗料が乾いて拭き取れなくなるので、素早く拭き取るのがポイントです。

拭き取り加減は好みの問題になりますが、小汚くなるのを避けるために適度に汚れを残す感じにした方が無難です。

塗っては拭き取ってを繰り返して全体を汚していきます。

アンティークメディウムを拭き取る

そしてこちらがアンティークメディウム塗装後のブレイブボードスタンドです。

使い込まれた年代物の雰囲気になったよ!

アンティークメディウム塗装後

アンティーク風加工は塗装した後に傷を付けたり、汚しをしたりするので一手間余計にかかりますが、仕上がり具合をみると手間を掛けた甲斐があったかなと思います。

アンティークメディウム塗装後

早速、娘が使っているブレイブボードをアンティーク加工したスタンドに収納してみます。

うん、可愛く仕上がった!

ブレイブボードを収納

今回使ったのはこちらのアンティークメディウムです。
ほんの少量しか使わないので一番小さい容量のものがあれば当分持ちますね。

ホコリを被ったようなくすんだ表現をするなら、こちらのダストメディウムを使います。

塗料がひび割れた表現をするなら、こちらのクラッキングメディウムを使います。

まとめ

はい、そんなわけで今回はアンティークメディウムの塗り方を中心にアンティーク加工のやり方を紹介しました。

完成形だけみると難しそうなアンティーク加工ですが、やり方とポイントを押させておけばそんなに難しくはないかなと思います。

マットな仕上がりのミルクペイントとアンティークメディウムの組み合わせは想像以上に雰囲気が出て癖になりそうです。

ブレイブボードスタンドをアンティーク加工したよ!

ちょっと汚れた?

アンティークって言うんだよ。オシャレでしょ。

‥ふーん(興味なさげ)

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