折れた傘をDIYで修理出来る『傘職人』を紹介します。
はじめに
一日雨が降る日でも雨脚が強くなければ折り畳み傘を持って出かける事が多いです。
電車に乗った時など鞄に仕舞えるのが便利なんですよね。
でも私の使い方が荒いのかもしれませんが、折り畳み傘って割とすぐ傘骨が折れるのです。
傘を新調して日が浅いとちょっと凹みます。。
1本程度なら勿体ないので使うのですが、2本折れると流石に買い替えていました。
しかし先日、傘の修理セットなんて物があるのを発見したのです。
丁度傘骨が一本折れたまま使っていた所なので、これから梅雨に向けて傘の修理をしようかと思い立ちました。
ということで、
今回は傘職人を使って折れた傘をDIYで直します!
傘職人とは
壊れた傘を自分で修理出来るキットです。
いくつか種類が出ていますが、私が購入したのはクロの13点セットです。
何故か児童用傘の部品も一つ入っています。
同じセットでシルバーもあるので、自分の傘の色に合わせて選択が可能です。
パッケージ裏面は修理出来る箇所とセット内容の記載があります。
このセットで一通りカバー出来そうな感じです。
ちなみに傘職人はパーツ毎にバラ売りもしていますが、こんな感じの簡易パッケージなので初めはセットで購入しておき、買い足したらセット用のケースに収納するのがオススメです。
私も色違いでよく使いそうなパーツを買い足ししました。
傘職人で折り畳み傘の関節骨修理
折り畳み傘の破損箇所
赤マル部分が破損箇所です。折れたまま使っていたら、いつの間にか破断して錆も出ていました。重傷です。
折り畳み傘の破断箇所の矯正
下準備として折れ曲がった傘骨をラジオペンチを使って真っ直ぐに矯正します。
しかし、改めて見ると先端が鋭利で危険な感じです。
ハトメの穴位置調整
今回使う傘職人のパーツは「関節爪 大 親骨用」と「ハトメ」です。
傘職人のパーツを傘骨に被せます。
今回は破断した傘骨にハトメを通す穴が残っているので、それを活かし、それぞれの穴位置をしっかり合わせる事にします。
傘職人のパーツには予めハトメを通す穴があるので、めんどくさい場合は穴位置合わせは省略可能です。
穴位置が合っているかどうか穴を覗いて確認します
穴から向こうが見えればOKですね。
傘職人のパーツと親骨、受骨の位置が合ったらハトメを通します。
傘職人で骨接ぎ
ラジオペンチで傘職人のパーツの爪を巻き込むように折り曲げます。
その後、左右からギュッと締めて密着させます。
ペンチでギュッとした時に位置がズレないようにハトメを先に通しておくのがポイントです。
折れた傘骨にある穴を使わない場合は骨接ぎした後にハトメを通した方がやり易いと思います。
ラジオペンチでギュッとハトメをかしめることで抜けないようにします。
破断した反対側の傘骨を連結させ、残りの爪をラジオペンチで締めて固定していきます。
この作業をしていると本当に傘職人になった感じがして楽しいです。
若干痛々しいですが、破断した傘骨の骨接ぎが完了しました。
折り畳み傘の修理結果
問題なく開く事が出来ます。修理箇所も遠目には分かりません。
ていうか破断してない箇所も錆が出ていますね。。
傘を折り畳む際は少し問題があります。
親骨の溝に小骨が入る形で折り畳まれますが、傘職人で修理した箇所は溝をギュッと潰しているので小骨が入るスペースが無いのです。
そのため、傘骨は完全に折り畳まれず、ぴょこんと出っ張ります。
折り畳み傘を修理する場合はこの辺を妥協しないとならないようです。
まとめ
はい。そんなわけで今回は傘職人を使って折り畳み傘を修理してみました。
傘骨が折れた都度、買い換えるよりコスパが高いですし、修理してまた使えるのでエコですね。
何より傘を修理している時は職人感があって楽しいです。
しかし、傘骨の破断箇所を改めてみると思ったより危険に感じました。
思わぬ怪我をしないように今後は折れた時点ですぐ修理したいと思います。
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