ダイソーの木材とベニヤ板で隙間収納棚をDIYしました。
はじめに
収納スペースは限られているので可能な限り有効活用したいですよね。でも収納する物のサイズはバラバラなので、どうしても隙間が出来てしまいます。
こんな感じで。
この写真はキャビネットにカメラとレンズを収納している所なのですが、高さが低い物が多いのです。でもレンズの高さに棚の高さを合わせると低すぎて他の物が入れづらくなります。かと言って精密機器なので重ねておくことも出来ません。
この隙間勿体無いですね。
ということで、
今回は隙間収納棚をDIY!
構想
キャビネット内の収納棚なので見た目はそんなに気にする必要はありません。
実用性重視です。そこで以下のポリシーで作ることにしました。
- 100均の木材で出来るだけ安く強度も確保する!
- 隙間をギリギリまで無くしてスペースを有効活用する!
- 実用性重視で!
隙間収納棚 完成後の外観
こんな感じになりました。うん。地味ですね。でも実用性重視なので。
棚板は後述しますが、かなりの強度があります。
背面は強度確保のためベニヤ板を貼っています。
キャビネットに入れるとこんな感じでぴったり収まっています。
レンズ類が2段に収納出来て空間を有効活用出来ました!
ダイソーの木材とベニヤ板で作る隙間収納棚
今回の材料はダイソーの桐の木材とベニヤ板です。桐は吸湿性に優れるので、今回のような収納棚には相性が良いです。
ちなみにダイソーの板は厚さ9mmと書いてありますが、何故か2枚とも実測8mmでした。1mmどこに行ったのかしら。。乾燥して縮んだんですかね。
この木材をノコギリ でカットします。
ダイソーの木材は厚みがあるので重量の掛かる側板と棚板に使用。天板、底板、背面の板はベニヤです。
スペースを有効活用するため、負荷が掛からない部分は薄くしました。
棚板を溝に通すために左右の側板に溝切りかんなで溝切りをします。
溝切りかんなはこういうやつです。溝切り専用のニッチな工具ですね。
でも溝加工する時には重宝します。
溝切りかんなについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
電動工具で溝加工する場合はトリマーという工具を使います。
材料の加工が終わったら木工ボンドを塗って組み上げていきます。
↓の赤マル部分は棚板と側板の接合部分ですが、片方の板に溝を切り、もう片方の木口を差し込んでいます。
今回見た目を気にしないと言いつつ、ちょっと拘った部分です。
重いレンズを収納してもびくともしません。
全部組み終わったらピンバイス で下穴をあけた後、釘を打って固定します。
ピンバイスについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
釘はレール釘を使っています。本来は戸車用レールを止めるための釘で、木材に釘の頭をめり込ませることで表面がフラットになります。
真鍮製で見た目も好みなんですよね。(キャビネットの中に入れるので釘の部分は見えませんが)
最後に全体的に120番のサンドペーパーをかけて仕上げに240番のサンドペーパーで表面処理したら完成です。
サンドペーパーを掛ける際はハンドサンダーがあると力が入れ易く仕上げが綺麗になるので便利です。ない場合は端材に紙やすりを当てることで代用可能です。
普段見えないので塗装も無しです。
まとめ
はい。そんなわけで今回は隙間収納棚をDIYしました。
幅の広い木材はホームセンターで買うと割と高いのでダイソーの木材は重宝します。質は値段なりなので地味な仕上がりになりますが、今回のような普段目に触れない部分に使うのであれば、問題なしです。
使った材料・工具
使った材料
材料 |
内容 |
側板・棚板 | ダイソー150円の桐材(450×250×9mm 2枚) |
天板・底板・背面 | シナベニヤ 350円ぐらい(600×300×4mm 1枚) |
レール釘 | 25mm |
使った工具
工具 |
内容 |
ノコギリ | ソーガイド |
クランプ | ダイソーF型クランプ (200円商品) |
ピンバイス | タミヤ 精密ピンバイスD |
ノミ | 角利産業 東守一 追い入れのみ 9mm 15mm |
溝切りカンナ | 千吉 機械作里 溝切り用 袋入り 5mm |
ホビーカンナ | BIGMAN ホビーカンナ25 |
ハタガネ | 蝶印 真鍮ハタガネ 300mm |
その他 | ハサミ 紙やすり・ハンドサンダー 木工ボンド マスキングテープ 定規・メジャー 筆記用具 |
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