はじめに
最近ちょっと包丁の切れ味が悪くなってきたかなと感じていました。

久しぶりに包丁を研いでメンテナンスしようかな!

シャープナーを使えば一時的に切れ味が復活するけど使い過ぎると包丁に良くないよ!
砥石の方が包丁に良いことが分かっていても正しい研ぎ方が分からなかったり、どんな砥石を使えばいいか分からなかったりシャープナーに比べるとハードルが高いですよね。
ということで、

今回は失敗しない包丁の研ぎ方とおすすめの砥石を紹介するよ!
包丁を研ぎ易いおすすめの砥石
シャプトン 刃の黒幕オレンジ 1000
ズバリ「シャプトン 刃の黒幕」がおすすめです。
この砥石、他と比較してちょっとだけお高いのですが、 以下のメリットがあります。
1、使う時に水に浸す必要がなくお手軽
2、素人でもよく研げる
3、耐摩耗性が高く長く使える
4、ケースが砥石台として使える
5、名前がカッコいい

セラミック製で丈夫な砥石だよ!
セラミック製の砥石は研ごうと思い立ったらすぐ研げるのが大きなメリットですね。(5分程度水に浸したほうが研ぎ感は滑らかになります)
砥石の粒度
砥石は粒度で以下のように用途が分かれます。
刃の黒幕シリーズは結構種類が出ていて何を選んだらいいかちょっと戸惑うのですが、一般的な用途では1000番のオレンジが一つあれば大丈夫です。

中砥石が一つあればなんとかなるよ!
パッケージ
せっかくなのでパッケージから紹介します。

裏をみると色々と説明が書いてあります。
フムフム、ケースは研ぎ台としても使えるのね。・・ん?



日本刀も研げるよ!すごい!
まあ、普通の人は包丁が研げれば問題ないんですけど。
ケースの上面は砥石を固定するための溝があります。

ケースの裏はゴム足が付いているので包丁を研ぐ時にシッカリ固定されて滑らないようになっています。

ケースを開けるとこんな感じ。


MADE IN JAPANだよ!
失敗しない包丁の研ぎ方
GLOBAL ペティナイフ
我が家で最も使用頻度が高いGLOBALのペティナイフを研いでいきます。

軽くて使い易いおすすめの包丁だよ!
包丁の研ぎ方のコツ
セラミック製の砥石は事前に水に浸しておく必要はありませんが、表面に少し水を垂らしておいた方が研ぎ感が滑らかになって研ぎ易いです。

研ぎ方のコツは包丁の背を15度程度浮かして角度をキープしたまま研いでいくことです。
角度が保てないと刃先が丸くなって逆に切れ味が悪くなるので注意が必要です。


角度をキープして研ぐのが慣れるまでちょっと難しいよ!
角度の維持が上手く出来ない場合は↓のようなホルダーを使うと良いでしょう。
包丁の裏面の研ぎ方
ペティナイフは両刃なので裏側も研いでいきます。
刃先を手前側にして45度の角度で研ぎます。
研ぐ順番は先端、中央、根元側の順で指の押さえを変えながら研いでいきます。
包丁の裏側を刃先に向かって撫でてみて、引っかかる感じがあればカエリが付いていてちゃんと砥げています。


カエリが付くまで研ぐのが大事だよ!
カエリを取る
最後に新聞紙に刃先を何度か擦りつけてカエリを取ります。
指で刃先側へ撫でてみて引っかかりが無くなっていればカエリが取れています。


ちゃんと砥げていると新聞紙がスーッと切れるようになって感動するよ!
失敗しないノミの研ぎ方
続いてDIYで使っているノミを研いでみます。
ノミの研ぎ方
包丁の時と同様に角度を保ちながら前後に研いでいきます。

カエリ
ちゃんと研げると刃裏にカエリが出ます。↓はちょっと大げさにしてます。


刃裏を刃先に向って軽く撫でて引っかかる感じがあれば大丈夫だよ!
カエリを取る
仕上げに刃の裏をピッタリ砥石に付けて数回研いでカエリを取ります。

ビフォーアフター
砥石で研いだ後は傷が綺麗になくなっているのが分かります。


切れ味復活したよ!
まとめ
はい、そんなわけで今回は失敗しない包丁の研ぎ方とおすすめの砥石を紹介しました。

研ぎ方のコツが分かれば砥石で研ぐのも簡単だよ!
今回は中砥石しか使っていませんが、↓のような仕上砥石があると切れ味がさらに良くなります。
もっと切れ味を良くしたい場合は仕上砥石の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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