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テレビをWi-Fiに簡単接続!無線LANアダプターの使い方と接続出来ないトラブルの解決方法

テレビをWi-Fiに簡単接続!無線LANアダプターの使い方と接続出来ないトラブルの解決方法 買ってよかったもの
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無線LAN非対応のテレビを簡単にWi-Fi接続出来る、無線LANアダプターの使い方と接続出来ないトラブルの解決方法について紹介します。

はじめに

以前、寝室にDIYで壁掛けテレビを設置したのですが、テレビが有線LANにしか対応していないので一旦、壁のLANジャックに有線接続しました。
壁掛けテレビをDIYで設置する方法はこちらの記事で紹介しています。

そうするとテレビ自体はインターネットに接続出来るのですが、リビングに設置してあるディーガと連携が取れないのです。
せっかく連携機能があるのに勿体ない。。

ということで、

今回はテレビをWi-Fiに簡単に接続出来る、無線LANアダプターの使い方を紹介します!  

テレビとディーガが接続出来ない原因 

お部屋ジャンプリンク機能とは

テレビ(ビエラ)とディーガはお部屋ジャンプリンク機能で連携することが可能です。

お部屋ジャンプリンクとは、録画した番組や放送中の番組を他の部屋の機器に飛ばせるパナソニック製品の機能です。

DLNA(Digital Living Network Alliance)というガイドラインに沿った機能で、ソニーだと同様の機能でルームリンクがあります。

お部屋ジャンプリンク機能による連携

お部屋ジャンプリンクが機能するとリビングのディーガで録画したものを寝室のテレビで見ることが出来るのですが・・・

お部屋ジャンプリンクの説明

こんな感じでエラーになり接続出来ません。

ビエラのお部屋ジャンプリンクエラー

テレビとディーガが接続出来ない原因

テレビとディーガが接続出来ない!何故なの!?  

接続出来ないトラブルについて、まずは原因を特定します。

テレビとディーガが接続出来る条件は、双方が同じネットワーク内にいる事です。

同じネットワークかどうかはIPアドレスで確認することが出来ます。
確認するとこんな感じでした。

機器

IPアドレス

テレビ 124.xx.xx.xx
ディーガ 192.168.11.xx

テレビの方はIPアドレスが124始まりなのでグローバルIPアドレスですが、ディーガは192始まりなのでローカルIPアドレスです。
はい。これが原因ですね。

テレビとディーガのIPアドレスの比較

同じネットワークってどーゆう事なのかなぁ?  

そもそも同じネットワークとはどういう状態なのか知っておくと対処がし易いです。

IPアドレスはドットで区切りがありますが、その区切りの範囲でネットワークが同じかどうかを判断出来ます。
区切りの範囲を決めているのはサブネットマスクです。
サブネットマスクは”255″がいくつあるかで範囲を決めています。

ディーガのネットワーク情報を見るとサブネットマスクが255.255.255.0と三つあるので、IPアドレスの3桁目(第3オクテット)まで同じ(今回だと192.168.11.xx)だと同じネットワークと言えます。

サブネットマスクの説明

同じお家の中なのになんで違うのー?  

同じ家の中でもネットワークが違うのはLANの接続方法が違うからです。

同じネットワークにするには同じ無線LANルーターの下にテレビとディーガがいないとダメなのです。

寝室のテレビは壁のLANジャックに接続しているので別のネットワークになってしまいます。

リビングと寝室のネットワークの違い

テレビとディーガを同じネットワークに接続する方法

BUFFALOの無線LANアダプター

寝室のテレビをリビングの無線LANルーターに接続すれば良いのですが、 部屋が離れているので有線で接続するのは難しいです。
そしてテレビには無線LAN機能がありません。

どうすればいいのー?  

無線LANアダプターを使えば解決することが出来ます。
無線LANアダプターを使うとテレビを簡単にWi-Fi接続出来るのです。

ということで、私はこちらのデジタル家電用の無線LANアダプターを購入しました。

無線LANアダプターの外観

35メカトロウィーゴ と比較するとこんな感じ。
コンパクトなサイズです。

無線LANアダプタ 大きさ比較

 無線LANアダプター背面はランプ状態と11a ONLYスイッチの説明、LANジャックがあります。

無線LANアダプター背面

 11a ONLYスイッチはWi-Fiの規格の切り替えに使います。
Wi-Fiの規格は5GHzと2.4GHzがありますが、ざっくり以下の特徴があるので、ご自宅の環境によってON/OFFを使い分けます。

 11a ONLYスイッチをONにすると5GHzのみで通信を行います。

種別

メリット

デメリット

5GHz

・Wi-Fi専用電波のため他の機器と
電波干渉しない(安定した通信が可能)

・壁などの障害物に弱く電波が遠くに届きづらい
・古い無線LAN機器など対応していないものがある

2.4GHz

・壁などの障害物に強く電波が遠くに届き易い
・対応している機器が多い

・電子レンジや Bluetoothなど他の機器も
利用している電波のため、電波干渉して速度
低下や切断され易い

USB部分は角度を自由に変えられるので差し込む場所によって角度を調整します。
グリグリ動かせるので楽しいです。

無線LANアダプター USB部分の可動

せっかくなので汚物は消毒だ〜!! ごっこで遊んでみます。

汚物は消毒だー!! ごっこ

無線LANアダプターの使い方

テレビのUSB端子に無線LANアダプターを挿します。
USB給電なので本体を挿すだけです。

後は以下のAOSS接続手順で接続します。

機器

AOSS接続手順

無線LANルーター AOSSボタンをワイヤレスランプが
点滅するまで押し続ける
無線LANアダプター AOSSボタンをSecurityランプが点滅
するまで押し続ける

Securityランプが点灯、または消灯すれば接続完了です。

テレビと無線LANアダプターを接続する方法

寝室のテレビのIPアドレスを確認すると192.168.11.xxになっているので、無事リビングのネットワークと同じネットワークになりました。

寝室のIPアドレスがリビングと同じネットワークに変更された画面

ディーガのホームサーバー機能にMACアドレスを登録

テレビとディーガが同じネットワークになったので連携出来るのでは? 

と思いがちですが、まだ足りません。

ディーガのホームサーバー機能にはMACアドレスで接続機器を制限する機能があり、許可した機器のみディーガで録画した番組を視聴出来るのです。

MACアドレスとは機器固有の識別番号です。
IPアドレスはDHCPサーバーから割り当てられる度に変動するので、変動しないMACアドレスで制限をかけているのですね。
面倒臭いですが、セキュリティは大事なので仕方ありません。

ディーガのホームサーバー機能の画面を見ると同じネットワークに接続されている機器のMACアドレスが表示されているので、テレビのMACアドレスを選択して許可します。
(テレビのMACアドレスはIPアドレスが表示されている画面で確認出来ます)

ディーガのホームサーバ機能に MACアドレスを登録

無事、お部屋ジャンプリンクでディーガが見えました。
これでリビングのディーガで録画したものを寝室のテレビで見ることが出来るようになりました!

お部屋ジャンプリンクでディーガと繋がる

まとめ

はい。そんなわけで今回はテレビを簡単にWi-Fi接続出来る、無線LANアダプターの使い方と接続出来ないトラブルの解決方法について紹介しました。

お部屋ジャンプリンクは使いこなせば便利なのですが、接続出来ないトラブルが起こりがちです。

原因はネットワークが違ったり、MACアドレスの制限に引っ掛かってる場合が多いと思いますので、焦らず双方のネットワーク設定を見直すと解決方法が見えてくるかと思います。

我が家の場合はお部屋ジャンプリンク以外にもスマートスピーカー(Google Home Mini)とスマートリモコン(Nature Remo)を連携させて声で家電を操作出来る様にしているのですが、とても便利で楽しいです。

こちらの記事で紹介しています。

寝室でディーガで録画したものが見られるようになったよ!

やったね!

たまにWi-Fiが切れるのでWi-Fi中継機でWi-Fi電波の強化対策を実施しました。

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