はじめに
我が家の自転車は年代物なのですが、ついに寿命がきたようでチェーンから異音がしたり、ギアチェンジに失敗するようになりました。
そろそろ買い替え時かな?
せっかくなら電動アシスト付きの自転車がいいな!
うん。どれを買うかはお任せするけど、お買い物用にカゴは大きいのにしてね。
わかった!しっかり吟味して満足出来る機種を選ぶぞ!
ということで、
今回は電動自転車の選び方や購入した「ヤマハ PAS With DX」のおすすめポイント、盗難対策について紹介します!
電動アシスト自転車の選び方
メーカーから選ぶ
はじめて電動アシスト自転車を購入するにあたり、まずはメーカーから候補を絞っていきました。
思ったよりたくさんメーカーがあるな…。
中小メーカー含めると多過ぎて選びきれないので、大手メーカーの「ヤマハ」と「パナソニック」に絞りました。
ヤマハとパナソニックの違い
ヤマハの特徴
ヤマハの電動アシスト自転車の売りは自然な乗り心地を実現する「トリプルセンサーシステム」の様です。
出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/
また、スタンダートグレード以上の機種には「スマートパワーアシスト」機能が搭載され、平坦な道や坂道に合わせて自動でアシストの強さが切り替わり、より快適な乗り心地を実現するとのことです。
モードを切り替える手間がなくていいね!
パナソニックの特徴
パナソニックの電動アシスト自転車の売りは「大容量バッテリー」の様です。
ヤマハと同グレードの機種と比較するとバッテリー容量が多く、走行距離が長いのが特徴ですね。
機種 | バッテリー容量 | 走行距離 |
パナソニック ビビDX | 16Ah | 約59km(パワーモード) |
ヤマハ PAS With | 12.3Ah | 約48km(強モード) |
そんなに長距離は乗らない場合でも頻繁に充電しなくて済むのはいいね!
口コミで選ぶ
パナソニックとヤマハを両方乗ったことがある方の口コミを見ると以下のような意見がありました。
私はパナソニックの方は実際に乗っていないので本当かどうかわかりませんが、ヤマハに実際に乗ってみたところ、アシストが自然なところが逆にアシストを感じにくいのかなと思いました。
実際に乗り比べてみたかった…。
機能・性能で選ぶ
ヤマハもパナソニックも豊富なモデルを取り揃えているので、メーカーによる機能・性能の違いは大きくなく、結局グレードによる違いが大きいかなと思います。
機能的には簡素だけど安価なエントリーモデル、機能と価格のバランスの良いスタンダードモデル、大容量バッテリー搭載など付加価値の高いプレミアムモデル、どれを選ぶかは利用スタイルやお財布と相談ですね。
お買い物向けモデルの種類
我が家では妻の希望もあり主にお買い物用に使うので、カゴが大きいお買い物向けモデルから購入候補を検討します。
ヤマハとパナソニックのお買い物向けモデルをグレード別に表にすると以下の通りです。
グレード | ヤマハ | パナソニック |
エントリーモデル | PAS Cheer (パス チア) | ビビ・SX |
ベーシックモデル | PAS With (パス ウィズ) | ビビ・DX |
プレミアムモデル | PAS With SP (パス ウィズ スーパー) | ビビ・EX |
我が家はバランス重視でベーシックモデルかな。
ベーシックモデルで比較
パナソニックのベーシックモデルは「ビビ・DX」です。
16Ahの大容量バッテリーが魅力のモデルですね。
ヤマハのベーシックモデルは「PAS With」です。
トリプルセンサーシステムを活かした自然でなめらかな乗り心地がポイントです。
それぞれバッテリーとセンサーに特徴がありますが、その他、各ポイントを比較してみると細かい機能や名称は違うものの、ほぼ同様の特徴を備えていることがわかります。
ポイント | PAS With | ビビDX |
メーカー小売希望価格 | 138,600円(税込) | 136,000円(税込) |
変速 | 3段変速 | 3段変速 |
フレーム | またぎやすい低床U型フレーム | 国産フレーム |
液晶スイッチ | スマートクロックスイッチ | 液晶スイッチ5 |
スタンド | かるっこスタンド | かろやかスタンド2 |
フロントライト | 砲弾型バッテリーランプ | 足も灯4-LEDビームランプ2 |
テールランプ | LED1灯ソーラーテールランプ | ソーラーオートテール4 |
ハンドル固定 | スタンド連動式ハンドルストッパー | スタピタ2S |
バスケット | 大容量丸形バスケット | 大型スムースインバスケット3 |
価格的にも機能的にも似ているので、どちらを選んでも問題なさそうかな。
ヤマハ PAS With DXのおすすめポイント
自然な乗り心地に惹かれてヤマハのベーシックモデル「PAS With」を購入しようかなと思いましたが、「PAS With」のベーシックモデルにはデザイン性を高めたファッショナルモデルの「PAS With DX」がラインナップされています。
機能的には「PAS With」と変わりませんが、おすすめポイントはデザインの良さです。
通常モデルの「PAS With」と異なる点は「籐風ナチュラルバスケット」、「レザーテイストグリップ」、「クラシカルテリーサドル」で、「PAS With」よりおしゃれ度がアップしています。
PAS With DX PAS With 籐風ナチュラルバスケット
大容量軽量丸型バスケット
レザーテイストグリップ
ハンドルグリップ
クラシカルテリーサドル
座り心地にこだわった新サドル
出典:https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/with-dx/
価格はメーカー希望小売価格で「PAS With」より「PAS With DX」の方が5000円(税抜)高くなりますが、上の画像で比較すると「PAS With」は安っぽく感じるので確かに価格分の違いはありそうです。
長く乗ることを考えるとおしゃれ度が高い方が気分も上がり愛着も湧くかなと思いました。
最後はデザインで「ヤマハ PAS With DX」に決めた!
パナソニックの大容量バッテリーも惹かれたのですが、我が家では近所の買い物が主な用途なので、バッテリー容量はヤマハで十分と判断しました。
ヤマハ PAS With DXをレビュー
外観
こちらが購入した「ヤマハ PAS With DX」です。
カラーは6色ありますが、我が家では「マットグレイッシュベージュ」を選択しました。
おしゃれでカッコいい!
操作スイッチ
こちらは電源やアシストモードを切り替える「スマートクロックスイッチ」です。
個人的にはパナソニックのものよりもスタイリッシュでカッコいいかなと思います。
(下の写真は購入時のビニールシートが付いたままですね…)
左側の上下ボタンでアシストモードを切り替えられますが、「SMART」にしておけば自動でアシスト力を調整してくれるので、通常は切り替える必要がありません。
上部には左から「電源」ボタン、「ライト/ロック」ボタン、「SELECT」ボタンがあります。
「SELECT」ボタンで「消費カロリー(kcal)」、「バッテリー残量(%)」、「残りアシスト走行可能距離(km)」の表示切り替えが可能です。(時計表示はどのモードでも変わりません)
消費カロリーは「SELECT」ボタン長押しでリセット出来ます。長距離乗る場合は使ってみるのも面白そうです。
ちなみにこのスマートクロックスイッチ専用のシリコンカバーが別売りされています。傷や汚れを防止したい場合はカバーを付けておけば安心ですね。
バッテリーと充電器
こちらはバッテリーと充電器です。充電時間は約3時間30分です。(バッテリー残量がほぼ無い状態から満充電までの時間)
デカさを考えると妥当な充電時間ですかね。
バッテリーは2.4kgあるので結構重いよ!
実際の乗り心地
実際に「ヤマハ PAS With DX」乗ってみた感想ですが、事前に調べた通り「自然な乗り心地」で快適です。
当初、あまりに自然なので「本当にアシスト効いてるのかな?」と少し不安になったぐらいです。
試しにアシストを切ってみたら、すごくペダルが重くなったので確実にアシストが効いてるのがわかりました。(当たり前ですが)
自転車自体の重量があるためか、アシスト無しでペダルを漕ぐと普通の自転車より重いです。
自然なアシストではありますが、漕ぎ出しや坂道ではグイッと押される感じがして軽快に走行出来ます。
坂道でもギヤを「3」のままにしても問題なくスイスイ進みます。
これならちょっと遠くのスーパーにも気軽に行けるな!
バッテリー盗難防止対策
バッテリーには「バッテリーロック」があり、自転車本体の鍵と同じ鍵でバッテリーをロックすることが出来ます。(ワンキーツーロック)
「PAS With」の鍵はピッキング対策に有効な「ディンプルキー」なので、鍵さえかけておけば盗難に強いハズです。
でももう一つバッテリーロックを付けるとより安心かな。
鍵が2つあることで盗むのに時間がかかるようになり、窃盗犯のターゲットから除外される効果が見込めそうです。
ヤマハの電動アシスト自転車用のバッテリーロックを調べたら、以下のバッテリーロックがおすすめの様です。
しかし、ワイヤー形式なので個人的に少し心もとない気がしました。
ワイヤーだと工具があれば簡単に切断出来そう…。
とても頑丈で防犯性の高い鍵といえば、U字ロックがあります。
そこで、U字ロックを色々調べていたら、キャプテンスタッグのU字ロックがディンプルキー採用でピッキングにも強そうでいい感じかなと思いました。
本体もシリコンカバーで覆われているので自転車に傷をつけることもなさそうです。
…と思って購入したのですが、誤算がありました。
バッテリーの持ち手部分の隙間にU字ロックが入らなかったのです。
(口コミを見るとパナソニックのバッテリーはヤマハより隙間が大きく問題無い様です)
やってもーた…。
仕方ないので、バッテリーロックを覆っているシリコンカバー部分をカッターで削って少し細くしました。
シリコンは柔らかいから簡単に細くできるよ!
(見た目は悪くなるけど…)
下の写真で見ると微妙な違いですが、左が削った方で右が未加工です。
なんとかU字ロックでバッテリーをロック出来たよ!
手間をかけても安心感が欲しい場合はキャプテンスタッグのU字ロックを使うのもアリかなと思います。
加工が必要なので、おすすめはしません。
まとめ
はい、そんなわけで今回は、おしゃれな電動アシスト自転車「ヤマハ PAS With DX」を購入したので、選び方のポイントや実際の乗り心地、盗難対策用のバッテリーロックについて紹介しました。
「PAS With DX」は事前に調べた通り、自然な乗り心地で初心者でも快適に乗りこなせます。
バッテリーロックは少し誤算がありましたが、結果オーライですかね。
電動アシスト自転車でお買い物が楽になったよ!
ちょっと遠くに出かけたくなるね!
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