はじめに
トイレの電気スイッチの調子が悪くなりました。
電気のスイッチを押しても反応しないことがあり、何度も押してやっと反応するって感じです。


スイッチを押した感触もなんか手応えがないよ!

ちょっと前から反応が悪いんだよね。

修理業者を呼ぶとお金掛かるし、時間も掛かるから何とか自分で修理出来ないかな!?
電気スイッチの反応が悪い原因はいくつか考えられますが、原因によっては電気配線に触れずに自分で修理することが出来ます。
ということで、

今回は電気スイッチの接触不良を自分で修理するよ!
電気スイッチが反応しない不具合を自分で修理する方法
電気スイッチが反応しない原因
ブレーカーが落ちている
契約アンペア数を超えて電気を使用するとブレーカーが落ちて電気が点かなくなります。
分電盤のブレーカーを確認して落ちていたら、ブレーカーを上げれば解決します。

今回は電気が点く時もあるからブレーカーが原因じゃないよ!
電球の球切れ
蛍光灯の球切れが発生すると電気が点きません。
蛍光灯かグローランプ(蛍光灯を光らせるために必要なランプ)のどちらかに不具合が発生している場合は交換すれば解決します。

今回は電気が点く時もあるから電球の球切れじゃないよ!
電気スイッチの故障
経年劣化等で電気スイッチに何らかの不具合が発生している場合があります。
スイッチが物理的に破損していたり、スイッチの回路が故障しているケースですね。
こうなると通常は電気スイッチの交換が必要になりますが、電気スイッチの交換は電気工事となるため、電気工事士の資格を持っていないと作業することが出来ません。
しかし、スイッチのバネが破損しているだけなら電気配線に触れずにバネだけ交換することが可能です。
今回のような電気スイッチの反応が悪く、何度も押してやっとスイッチが反応するといったケースの場合、バネが破損している可能性が高いです。

バネの交換だけなら自分で出来るかも!?
電気スイッチのバネを自分で交換する方法
部品取り用スイッチの準備
電気スイッチのバネは単体では売っていないので、部品取り用にスイッチを購入します。
壁の埋め込み電気スイッチはパナソニック製のワイドスイッチが多いですが、我が家の電気スイッチもパナソニック製なので部品取り用のスイッチもパナソニックの「WT5001」というスイッチを使います。
200円ぐらいで購入出来る安いスイッチですね。

近所のホームセンターで198円で購入したよ!
カバーを取り外す
購入した新しいスイッチから交換用のバネを取り出します。
スイッチの青いカバーの隙間にマイナスドライバーを差し込んでテコの原理で取り外します。
今回使ったマイナスドライバーは100均で売っている精密ドライバーです。

破損させない様に慎重に少しずつ青いパーツを持ち上げていきます。

青いパーツを取り外すと裏側に薄い金属製の部品が見えます。
これが交換用に使う「板バネ」です。


小さいマイナスドライバーがあれば簡単に取り外し出来るよ!
電気スイッチの枠を取り外す
壁の電気スイッチの枠の隙間にマイナスドライバーを差し込んでテコの原理で外していきます。


指がかけられる程度に隙間が開けば手でパカっと外せるよ!
枠を取り外すとこんな感じです。

スイッチの外部カバーを取り外す
スイッチの外部カバーを固定している箇所をマイナスドライバーで少し押して手でパカっと外します。


簡単に外せるよ!
外部カバーを外すと中に黄色いスイッチカバーが見えます。
型番は確認出来ませんが、色が黄色いので今回購入した「WT5001」とは別の種類のスイッチですね。


この状態で黄色いスイッチを押すと問題なく電気のオンオフが出来るよ!
交換用の板バネを取り外す
今回購入したのはパナソニック製の「WT5001」なので、不具合のあるスイッチが同じなら板バネは外さずに青いパーツごと交換が可能です。

今回のトイレ用スイッチは種類が違うので板バネを取り外すよ!
板バネは下の写真の赤丸部分のピンで固定されています。
このピンの部分を横からマイナスドライバーでグッと押し込むと板バネを取り外せます。

こんな感じで分離出来ました。


簡単に取り外せるよ!
スイッチの内部カバーを取り外す
スイッチカバーの隙間にマイナスドライバーを差し込んでテコの原理で取り外します。


交換用のカバーを外した時と同じ要領で取り外すよ!
スイッチカバーを取り外したら、板バネがポロっと外れました。

板バネを近くで見ると赤丸部分が破断していました。これが電気スイッチの反応が悪かった原因ですね。


板バネが壊れてたのが原因だったよ!
新しい板バネの取り付け
交換用の板バネをスイッチカバーに取り付けます。
板バネの赤丸箇所の穴をスイッチカバーの赤丸の箇所のピンに合わせて差し込みます。

こんな感じで板バネがハマります。


簡単にハメられるよ!
スイッチカバーの取り付け
スイッチカバーの向きに注意してスイッチに取り付けます。
「UP」と表示がある部分が上にあれば大丈夫です。


普通に手でパチっとハメれば取り付けられるよ!
外部カバーの取り付け
スイッチの外部カバーを手で押し込んで取り付けます。


手で押し込むだけでハメられるよ!
スイッチ枠の取り付け
電気スイッチの枠を手で押し込んで取り付けます。


手でパチっとハメ込むだけだよ!
これで反応の悪かった電気スイッチの修理完了です!

板バネの交換だけだから簡単だったよ!
まとめ
はい、そんなわけで今回は反応が悪くなった電気スイッチを自分で修理する方法を紹介しました。
業者に頼むと数千円の料金が掛かると思いますが、DIYで修理すれば部品代200円程度で直すことが可能です。

電気スイッチを修理したよ!

すごーい!
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