生活感あふれるシュレッダーを使い勝手を損なわずアンティーク風ケースに収納しちゃいました。
はじめに
シュレッダーをケースに入れようなんて思うのは少数派というか、私ぐらいではないかと自負しております。
でもシュレッダーって裁断した紙が見えるように透明になってて、
生活感 が気になりますよね。。
ということで、
今回はシュレッダーケースをDIY!
構想
実用品なので操作性は損いたくないです。
ということで、以下のように目標を立てました!
- アンティーク風にする!
- ケースに入れたままでも使えるようにする!
- ビス、くぎを使わない!
ビスとか釘を使った方が強度も出るし簡単なんですけどね。
今回、それほど強度が必要なものでもないので、
あえて木工ボンドのみで組み立てることにしました。
制作にあたり参考にしたのは↓のようなショーケース です。
おしゃれですよね!
ビフォーアフター
ケースに入れる前はこんな感じ。
シュレッダーくん本体
紙を入れる所と電源スイッチが上面にあります。
ケースに入れた後はこんな感じ。
いい感じになったのではないでしょうか!
扉を開けると中はこんな感じ。
しっかりシュレッダーくんが収まっています。
3mm厚のファルカタ材
9mm厚の檜材
今回、シュレッダーの大きさに合わせる必要があったので、
セリアのフレームは使えず自分で作りました。
フレームを作る際、正確に45度で木を切って組み合わせる必要があるので、↓のソーガイドを導入しました。
45度に切るための治具が付いてて正確に切断出来ます。
各部の詳細
天板部分
ケースに入れたまま電源ON/OFF、紙の裁断が可能です!
裁断部、電源スイッチのくり抜き
ひたすらノミで削ってくり抜いてます。
ファルカタ材はとても柔らかいのでサクサク削れます。
ちなみに私は9mmと15mmのノミを使い分けてます。
正面
1mm厚のアクリル板にセリアのすりガラス風シートを貼っています。
アクリルの切断はPカッターという専用のカッターを使います。
外枠の木材は天板と底板を板厚分ノミで溝を切って木工ボンドで固定。
このような木材の接合方法を「包み接ぎ(つつみつぎ)」と呼びます。
手間が掛かりますが、以下のメリットがあります。
・接合面積が増えて木工ボンドの接着強度が増す
・横からみたときに木口面積が減り見栄えが良い
溝切りは↓のようなトリマーという電動工具があれば簡単らしいですが、私はノミでひたすら削っています。
まあ、電動工具が使える人は素直にトリマーを使った方がいいですね。
また、木工ボンドを付けた後はハタガネでしっかり固定することでかなりの強度が出ます。私は300mmを4本持っています。
背面
シュレッダーを出し入れするのと電源コードがあるので、後ろは完全に開けています。
サイズギリギリです。
扉開けた所
木工ボンドだけだと強度に不安があるので、ダイソーで買ったタッカーで補強しています。
アクリル板の固定は接着剤。
蝶番
フレーム部分を蝶番の厚み分ノミで削ってセリアの蝶番で裏側から固定。
なんで削るかというと、そのまま蝶番を付けると扉と外枠の間に隙間が出来てしまうためです。
蝶番の厚み分削ることで↓のように隙間が抑制されます。
塗装
塗装前の前処理として全体的に120番の紙やすりをかけ、次に240番の紙やすりをかけて仕上げをしています。
その後、ワトコオイル のダークウォールナットで塗装しました。
まだ買ったやつの残りがあるので、今回も塗料の費用はかかっていません!
ワトコオイル の塗り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
はい。そんなわけで今回はシュレッダーケースのDIYでした。
家族の反応は?
へー
ふーん
・・呆れてるんだろうな。。
使った材料・工具
使った材料
材料 |
内容 |
本体 | ファルカタ材(13mm厚) |
フレーム | 檜板(9mm厚) |
アクリル板 | アクリル板(1mm厚 透明) |
金具類 | セリアのアンティーク 風蝶番、ビス |
すりガラスシート | セリアのすりガラスシート |
塗料 | ワトコオイル (ダークウォルナット) |
使った工具
工具 |
内容 |
ノコギリ | ソーガイド |
タッカー | ダイソー タッカー(300円商品) |
クランプ | ダイソーF型クランプ (200円商品) |
ノミ | 角利産業 東守一 追い入れのみ 9mm 15mm |
アクリルカッター | オルファ(OLFA) PカッターS型 204B |
ホビーカンナ | BIGMAN ホビーカンナ25 |
ハタガネ | 蝶印 真鍮ハタガネ 300mm |
ピンバイス | タミヤ 精密ピンバイスD |
その他 | ハサミ、プラスドライバー 紙やすり 木工ボンド 定規・メジャー 筆記用具 |
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