ウッドバーニングとは
ウッドバーニングとは木材の表面を焦がして文字や絵柄を付ける技法のことで焼き絵とも言います。焼き付ける道具の形や温度、押し付け方の強さ、速度で微妙な陰影や階調を表現することが出来ます。焦げ色が優しくナチュラルな仕上がりになるのが魅力です。
ちなみに同様の技法で皮を焦がすのはレザーバーニングと言います。ちょっと必殺技っぽい感じがしますね。
ウッドバーニングに使う道具
下のタイプは入門用でお手頃な価格ですが、温度調節が出来ないので描くときの強さ、スピードで焦げ目の濃淡を調整する必要があります。
入門用ですがペン先を変えることでいろいろな表現が可能です。
温度調節が出来るタイプはちょっとお高いですが、温度を変えることで手軽に濃淡の調整が可能です。
本格的にやるなら初めからこちらが良いのでしょうね。
でも電熱ペンが無くてもウッドバーニングは可能です。
電熱ペンの形状で察しがつくかと思いますが、ハンダゴテで代用出来るのです。
ハンダゴテなら既に持っている方も多いのではないでしょうか。
ペン先の交換も温度調節も出来ないので描き易さという点では専用の電熱ペンに劣りますが、とりあえずやってみたい!という場合はハンダゴテですね。
ということで
今回はウッドバーニングで木材にお絵かき!
ウッドバーニングですみっこぐらしのネコを描いてみる
木材にすみっこぐらしのネコを下書き
ベニヤ板にシャーペンで下書きします。絵柄は娘がハマっているすみっこぐらしのネコです。
うーん、こんな感じかな。
ハンダゴテで下書きの輪郭をなぞる
ハンダゴテが熱くなってきたら、下書きした線をなぞって焦がしていきます。
やり直しが効かないので緊張します。
ハンダゴテでネコのぶち模様を付ける
ネコのぶち模様はハンダゴテを軽く押し付けて薄い焦げ色で表現します。
押し付けが強かったりハンダゴテを動かす速度が遅いと黒く焦げてしまうので注意します。
下書きを消しゴムで消す
ハンダゴテで下書きの線を全部なぞり終わったら、消しゴムで消します。
完成
これで完成です。ハンダゴテでウッドバーニングする場合はこのぐらいの単純な絵柄が限界な気がします。
すみっこぐらしのネコのキーホルダー
せっかくなのでキーホルダーにしてみました。
ウッドバーニングで絵柄を付けた後に加工するのがポイントです。
ハンダゴテで下書きをなぞる際に木材がズレないようにしっかり手で固定する必要があるのですが、物が小さいと抑える手とハンダゴテの距離が近くなり危険なのです。
娘の学習机にいろいろぶら下がっていたので混ぜてみました。うん、馴染んでる!
わー、可愛いー!
娘にも好評でした。
まとめ
はい。そんなわけで今回はウッドバーニングでお絵かきしてみました。
ちょっとした模様を書いてアクセントを付けたりアルファベットを描いてみたり、いろいろ応用可能な技法ですね。
ハンダゴテでも出来ますが、実際やってみると電熱ペンがちょっと欲しくなります。
ウッドバーニングを使ったDIYはこちらの記事でも紹介しています。
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