はじめに
先日、燃えないゴミのゴミ箱をあさっていたら思わぬ収穫がありました。


これは使えるかも!
そういえば、いつの間にか洗面所で使っていたデジタル時計が新しくなってましたね。
すっかり忘れていましたが。

ボタン電池を入れ替えてみたのですが、捨てられていただけあって液晶は点きませんでした。

でも修理すれば使えるようになるかも!?
ということで、

今回は故障したデジタル時計を修理するよ!(後でリメイクに変更します)
デジタル時計を修理
デジタル時計を分解
デジタル時計の裏側のビスを外して分解します。
ワクワクする瞬間です。

分解するとこんな感じです。
どこが悪いのかさっぱり分かりません。


素人には分からないよ!
とりあえず、この状態でボタン電池を入れてみます。

うーん、理由はよく分かりませんが、分解したことで電池の接触部分のホコリが取れて直ったのかもしれません。
企画変更です。

今回は古いデジタル時計をナチュラルにリメイクするよ!
完成後の外観
ホワイト&ナチュラルな木枠が可愛い、素敵なデジタル時計に生まれ変わりました!
スタンドは無いので壁に立てかける形になります。


無機質なデジタル時計がナチュラルで可愛い感じになったよ!
デジタル時計をナチュラルにリメイク
液晶画面の枠を外す
プラスチック枠をはめ込むための突起が邪魔なのでナイフで削ってフラットにします。
ついでに液晶画面もティッシュで拭いて綺麗にしました。


木枠をピッタリハメられるように余計な部分は削るよ!
外枠を付ける
フラットにした面に合わせて桧板で枠を作ります。
寸法は現物合わせでカットしました。
ソーガイドを使うと綺麗にカット出来ます。
ソーガイドの使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
外枠の素材は幅15mm×厚み9mmの桧板です。
ハタガネでしっかり圧着することで釘やビスを使わないでもかなりの強度が出ます。

内枠を付ける
黒いプラスチックの部分を隠すため、薄い桧板を内枠に付けます。

内枠の素材は幅5mm×厚み2mmの桧板です。

形になってきたね!
表面処理
木工ボンドが乾いたら、紙やすりで表面処理をします。
角の部分が尖っていると手触りが良くないので紙やすりを軽くかけて角を取ります。
後は全体的に120番の紙やすりをかけて、240番の紙やすりで仕上げをします。


角を丸めると可愛い感じに仕上がるよ!
紙やすりをかける際はハンドサンダーがあると力が入れやすくて楽に作業が出来るのでオススメです。
塗装
今回はワシンの水性ポアーステインで塗装します。
塗装は以下のステップで行います。
- ステップ1ステイン塗装
水性ポアーステインで木材に着色
- ステップ2下地塗装
水性サンディングシーラーで下地塗装
- ステップ3ニス塗装
水性ウレタンニスで仕上げ塗装
水性ポアーステイン で着色
水性ポアーステイン のホワイト で着色します。
水性ポアーステイン は木目を活かしたナチュラルな仕上がりになります。

水性サンディングシーラーで下地塗装
ステインを塗っただけだと木材の保護効果がないので表面にウレタンニス を塗りますが、その前に下地として水性サンディングシーラーを塗ります。

水性サンディングシーラーが木の道管に流れ込むことで木材の表面が固まり、水性ウレタンニス が塗り易くなります。
また、塗膜の厚みが出ることで木材保護効果がアップします。


塗装の前に下処理をすると仕上がりが良くなるよ!
水性サンディングシーラーが乾いたら、400番の紙やすりで表面を軽く整えることで仕上がりが良くなります。
水性ウレタンニス で仕上げ塗装
水性ウレタンニスはつや消しクリヤーを使います。
好みの問題ですが、つや消しクリヤーは落ち着いた艶が出るのでナチュラルな仕上がりによく合います。

水性ウレタンニスが乾いたら400番の紙やすりを軽ーくかけます。
水性ウレタンニス は3回程、重ね塗りすると仕上がりが綺麗になります。
下の画像は3回重ね塗りした後です。
落ち着いた艶が出ているのが分かります。

水性ポアーステインとウレタンニスの塗り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

ニスを塗ったから汚れたら水拭き出来てお手入れが簡単になるよ!
木枠の取り付け
木枠を木ネジで固定
木枠にデジタル時計本体を木ネジで固定します。
木ネジはセリアのブロンズ調の木ネジです。

普通にプラスドライバーで締めるだけです。

ボタン電池をセット
ボタン電池をセットしたら完成です。

デジタル時計のリメイク完了です。


古いデジタル時計が木枠のナチュラル感が可愛い時計に生まれ変わったよ!
まとめ
はい。そんなわけで今回は古いデジタル時計をナチュラルにリメイクしました。
最初は修理の予定でしたが、結果オーライです。
可愛く仕上がったので娘にあげることにしました。

デジタル時計をリメイクしたからあげるよ!

やったぁ!
使った材料・工具
使った材料
材料 | 内容 |
デジタル時計 | 古いデジタル時計 |
外枠 | 桧板(幅15mm×厚み9mm) |
内枠 | 桧板(幅5mm×厚み2mm) |
塗料 | ワシン 水性ポアーステイン |
下地塗料 | ワシン 水性サンディングシーラー |
ウレタンニス | ワシン 水性ウレタンニス (つや消しクリヤー) |
使った工具
工具 | 内容 |
ノコギリ | ソーガイド |
クランプ | ダイソー F型クランプ(200円商品) |
ハタガネ | 蝶印 真鍮ハタガネ 300mm |
その他 | プラスドライバー ハサミ 紙やすり、ハンドサンダー 木工ボンド 刷毛、ビニール手袋 定規、メジャー 筆記用具 |
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