はじめに
長年使っていたウォシュレットが故障してしまいました。
おしり洗浄ボタンを押すと水は出るのですが、ノズルが出ないのです。
10数年前に購入したナショナル製のウォシュレットなので、修理は諦めて買い替えすることにしました。
ということで、
今回はウォシュレットを買い替えて自分で取り付けます!
Panasonic ビューティ・トワレ
泡コート機能
ウォシュレットの基本機能は各メーカー似たようなものですが、Panasonicのビューティ・トワレは他のメーカーには無い独自の「泡コート」機能が付いた機種があります。
汚れが付きにくいので、掃除を頻繁にする必要がなくなります。
洗剤のランニングコストが気になる所ですが、洗剤タンクに満タン(約280ml)に洗剤を入れておくと、約900回の泡コートが可能なので意外と長く持つようです。
機種選択
泡コート付きの機種の中でもグレードにより機能に差異があります。
主な違いを比較すると以下の通りです。
機能 | DL-AWM600 | DL-AWM400 | DL-AWM200 |
泡コート | ● | ● | ● |
ナノイー | ● | – | – |
便ふた自動開閉 | ● | ● | – |
温風乾燥 | ● | – | – |
実売価格 (記事作成時点) |
¥90,000程度 | ¥75,000程度 | ¥55,000程度 |
ナノイーは脱臭とか除菌に効果がある機能です。
普通のオート脱臭機能は3機種とも付いているので、プラスアルファが欲しい方向けです。
フタの自動開閉は利便性が向上する機能です。
毎回のフタの開け閉めは地味に面倒なのであると便利です。
温風乾燥は好みが分かれる所です。
トイレットペーパーで大まかに水分を取った後に仕上げで温風乾燥するとサラサラになって気持ちがいいですが、乾燥に時間がかかります。
全部入りが欲しい場合は最高グレードのこちらになります。
その他の共通する機能については製品公式ページに記載があります。
私は中級グレードの「DL-AWM400」を購入しました!
ウォシュレットの取り付け方
ウォシュレットの取り付けは以下のステップで行います。
- ステップ1止水栓を閉める
水道の元栓を閉める
- ステップ2分岐金具取り付け
同梱の分岐金具に交換
- ステップ3本体取り付け
既存の本体を外して新しい本体に交換
- ステップ4給水ホース取り付け
本体に給水ホースを取り付ける
- ステップ5アース接続
アースを接続して止水栓を開ける
- ステップ6リモコン、人センサー取り付け
リモコンと人センサーを取り付ける
- ステップ7洗剤投入、試運転
泡コート、漏電チェック、ノズル動作の試運転
交換・設置作業の際は以下の物を準備しておきます。
準備する物 | 備考 |
スパナ | 本体付属 |
モーターレンチ | モンキーレンチでも可 |
プラスドライバー | |
ぞうきん | |
バケツ | |
ハサミ | |
洗剤 | 泡コート用 |
止水栓を閉める
本体付属のスパナで止水栓を閉めます。
スパナの先端に凹みがあるので、その部分を使って閉めていきます。
分岐金具取り付け
既存の古い分岐金具を外します。
ウォシュレットにスパナが1本付属していますが、袋ナットを回して締める際に金具も一緒に回ってしまうので2本必要になります。
反対側の袋ナットをスパナで固定しておき、もう片方の袋ナットを締めていく感じです。
柔らかい素材なのでピカピカのメッキが施されたナットを締める際に傷が付きづらく、水回りの作業には最適な工具です。
既存の分岐金具を外すと水がポタポタ落ちてくるのでぞうきんで吸収します。
分岐金具の袋ナットが付いている方(止水栓側)に青いパッキンをセットして取り付けます。
分岐金具の袋ナットが付いてない方(給水管側)には黒いパッキンを付けます。
今回は既設の給水ホースがあったのでそのまま使っていますが、300mmのフレキシブルパイプ(給水管)が付属しているので、ご自宅の環境によってはそちらを利用することが可能です。
水が漏れないように袋ナットを最後までしっかり締めますが、強く締めすぎるとパッキンが切れてしまうため、適度に締める必要があります。
本体取り付け
既存の古いウォシュレットを取り外してから新しいウォシュレットを取り付けます。
まず台座をボルトとナットで固定しますが、この時点では仮締めにしておきます。
ウォシュレット本体を台座に取り付けます。
実際に座ってみて位置を調整したら、ナットを本締めします。
給水ホース取り付け
給水ホースをグッと差し込んでウォシュレット本体に接続します。
抜け防止の「クイックファスナー」をパチっと取り付けます。
アース接続
アース線の先の銅線部分をコンセント側の金具に通してプラスドライバーで固定します。
リモコン、人センサー取り付け
リモコンを壁の使い易い位置に取り付けます。
リモコンはネジで固定するようになっていますが、なんとなく壁に穴を開けるのに抵抗があるので超強力両面テープで取り付けました。
超強力両面テープを使うのも躊躇われる場合は、別売のリモコンプレートを使うとトイレットペーパーホルダーと壁に挟み込んで取り付けが可能です。
続いて人センサーをトイレ入口の扉と対向面の壁に取り付けます。
こちらも超強力両面テープで取り付けしました。
洗剤投入、試運転
止水栓を開けて試運転します。
ウォシュレット本体左側の洗剤タンクを取り出します。
今回は初めてなので泡コート専用の「アラウーノフォーム」を洗剤タンクに投入します。
割高ですが、後で市販の洗剤を使った時に違いを確認するために最初は専用のものを使いました。
設置から1ヶ月半程度で「アラウーノフォーム」を使い切ったので、今はチャーミーマジカの大容量速乾タイプを使っています。
泡立ちは専用の「アラウーノフォーム」と遜色ない感じで、今後もリピート買いしたいと思います。
洗浄タンクをセットしたら、ウォシュレット本体の「洗剤開始」ボタンを押します。
最初はチョロチョロと水が出ます。
続いてノズルが回りながら泡が出ます。
めっちゃアワアワです。
Panasonic公式の洗剤補充目安は4人家族で以下の様な感じです。
自動設定 |
消費期間 |
||
使用後 | 一定時間毎 | 便座開時 | |
○ | ○ | ○ | 約40日 |
○ | ー | ○ | 約45日 |
○ | ー | ー | 約55日 |
○(大便後のみ) | ー | ー | 約180日 |
洗剤投入量、泡噴出時間、洗浄回数はお好みで調整可能なので、消費期間は設定により変わります。
詳細な前提条件などは説明書に記載があります。
公式 取扱説明書ダウンロード
後は漏電テスト、おしり、ビデ洗浄などの機能の確認をしたら終了です。
ちなみに奥の棚は100均の突っ張り棒を利用して設置しています。
まとめ
はい。そんなわけで今回はPanaconicの【泡コート付きウォシュレット】ビューティ・トワレを自分で設置する方法を紹介しました。
手順さえ抑えておけば特に難しいところはないのですが、ついでにトイレ内の掃除をしながら進めたので1時間半程かかりました。
設置してからしばらく経ちますが、とにかく快適ですね。
泡コートの威力は凄まじく、便器がいつもピカピカな状態なので気持ちがいいです!
新しいウォシュレットを取り付けたよ!
ありがと〜
寒い時期はトイレ用の暖房器具を設置するとトイレタイムが快適になります。
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