はじめに
塗装って塗りムラが出たり専用の筆や刷毛が必要だったりしてDIY初心者にはちょっと敷居が高い工程です。

後片付けとかも面倒だよね。
でも上手く塗装できたらDIY作品の完成度が確実にアップするので、きちんと塗装しておきたい所です。

塗装すればDIY作品に高級感が出るよ!
ワトコオイルなら家庭にある物で塗装出来て、比較的簡単に塗装出来るのでDIY初心者におすすめです。
ということで、

今回は初心者でも失敗しない、ワトコオイル の簡単な塗り方を紹介するよ!
ワトコオイル とは
亜麻仁油を主成分とした塗料で所謂オイルフィニッシュと呼ばれる塗料です。
木の内部にオイルが浸透して色が付くので、木目を活かした色付けが可能です。
また、塗料の伸びがよくムラになりにくいのでDIY初心者でも安心です。

手軽に高級感を出せるよ!
ワトコオイルのデメリット
ワトコオイルには撥水効果もありますが、ペンキのように塗膜を作る訳ではないため、屋外の使用には向きません。

水気のない屋内で使う家具に使う塗料だよ!
色の修理
ワトコオイルは全8色あります。
手軽に高級感を出せるダークウォルナットのカラーが人気ですね。

ダークウォルナットカラーで高級感を出そう!
ワトコオイル で塗装するための準備
塗装の場所
ワトコオイルは有機溶剤が含まれているのでちょっと匂いがキツイです。
家の中で塗る場合は換気をしましょう。

ラッカー系の塗料よりかはマシだけどね!
塗装の準備
大きい物を塗装する場合は周りに塗料が付かないようにレジャーシートを敷いておきます。
今回の例では小さい物の塗装なのでプラダンを敷いています。
キッチンスポンジを適当な大きさに切っておき、手が汚れないようにビニール手袋を装着します。


刷毛で塗ってもいいけどキッチンスポンジが塗りやすい!
ワトコオイル の塗り方
ワトコオイル の缶を開けてキッチンスポンジに直接塗料を含ませます。
塗料の伸びが良いのでちょっと少ないかなと思う程度に塗料を含ませればいい感じです。


(お肉とかの)発泡スチロールトレイに一度塗料を移した方が塗りやすいかも。
塗り方のコツ
塗り方のコツとしては、少量ずつ、サッと素早く塗るといい感じに塗れます。
一塗りするだけでこのように色が付きます。未塗装の時と比べるとガラッと雰囲気が変わるので楽しいです。


木目が綺麗に出るね!
拭き取り①
塗り終わったら15分から30分程度放置した後、キッチンペーパーで浸透しきれない塗料を拭き取ります。


わざわざ準備しなくても家にあるもので塗れるからお手軽!
重ね塗り
1時間程度放置した後、再度全体にワトコオイル を塗っていきます。


重ね塗りすると色が濃くなるよ!
ウェット研磨
これはウェット研磨と言って耐水ペーパーを掛けて削れた木の粉が木の繊維に入って固まることでより表面が滑らかになるのです。


手触りがスベスベになるよ!
拭き取り②
1時間程度放置すると木の内部から塗料が滲み出てくることがあるので、もう一度キッチンペーパーで拭き取ります。


塗装は時間がかかるから時間に余裕がある時にやろう!
乾燥
後は乾燥するまで24時間程度放置して完成です。
ちなみに匂いは数日取れないので気になる方は数日放置した方が良いかもしれません。

3日〜4日程度放置すれば気にならないかな!?
後処理
塗装する時に使ったキッチンスポンジと拭き取りに使ったキッチンペーパーは可燃性があるので、捨てる際は少し水を含ませてビニール袋に入れて捨てます。

刷毛を使わずキッチンスポンジを使えば、後片付けが捨てるだけで済むのでお手軽だよ!
ちなみに今回の塗装例は以前DIYしたコーヒーフィルターケースです。
鬼滅の刃のねずこの木箱のミニチュアを作った時もワトコオイルで仕上げています。
まとめ
はい。そんなわけで今回はDIY初心者でも失敗しない、ワトコオイルの塗り方を紹介しました。
塗装作業は塗っている時は楽しいのですが、刷毛を洗ったりするのが面倒くさいですよね。
その点、後片付けが楽なワトコオイルなら気軽に塗ることが出来ます。

なんといっても高級感ある仕上がりが素敵だよ!
ワトコオイル の塗装で使った物
ワトコオイル の塗装で使った物をまとめると以下のようになります。
内容 | |
1 | 塗装したいDIY作品 (サンドペーパーで表面処理しておく) |
2 | ワトコオイル |
3 | キッチンスポンジ |
4 | キッチンペーパー |
5 | 耐水ペーパー(400番) |
6 | ビニール手袋(100均の使い捨て) |
7 | ビニール袋(ゴミ捨て用) |
コメント