塗るだけでアンティーク 風な仕上がりになる素敵な塗料「ワトコオイル」 の塗り方を紹介します。
はじめに
DIYを始めたきっかけの一つはカフェ風のインテリアに憧れたからなのですが、カフェ風のDIY作品でよく使われている塗料の一つがワトコオイル なんですよね。
そんなにいいのかしらと思って実際に使ってみると確かに素晴らしい物でした。
初心者に優しい塗料と言えるでしょう。
ということで、
今回はワトコオイル の塗り方を紹介します!
ワトコオイル とは
亜麻仁油を主成分とした塗料で所謂オイルフィニッシュと呼ばれる物です。木の内部にオイルが浸透して色が付きます。
全8色ありますが、私はダークウォルナットを好んで使っています。
ワトコオイル で塗装するための準備
塗装の場所
うすめ液やラッカー系の塗料と比較するとそんなにキツい匂いではないのですが、家の中で塗ると家族から苦情が出るので私はベランダで塗装しています。
塗装の準備
大きい物を塗装する場合は周りに塗料が付かないようにレジャーシートを敷いておきます。
今回の例では小さい物の塗装なのでプラダンを敷いています。
刷毛の代わりにキッチンスポンジを適当な大きさに切っておき、手が汚れないようにビニール手袋を装着します。
次にワトコオイル の缶を開けてキッチンスポンジに直接塗料を含ませます。
塗料の伸びが良いのでちょっと少ないかなと思う程度に塗料を含ませれば良いと思います。
ドバッて出るのが怖い方は発泡スチロールトレイ(お肉とかの)に一度塗料を移した方が良いかもしれないですね。
ワトコオイル の塗り方
塗装
一塗りするだけでこのように色が付きます。未塗装の時と比べるとガラッと雰囲気が変わるので楽しいです。
拭き取り
塗り終わったら15分から30分程度放置した後、キッチンペーパーで浸透しきれない塗料を拭き取ります。
ウエス(いらない布)があればウエスで拭き取っても良いです。
というかウエスがあればキッチンスポンジではなくウエスで塗ってウエスで拭き取ることが出来るので準備する物が少なくて済みます。
ウエスはホームセンターなどで扱っています。
重ね塗り
1時間程度放置した後、再度全体にワトコオイル を塗っていきます。
ウェット研磨
これはウェット研磨と言って耐水ペーパーを掛けて削れた木の粉が木の繊維に入って固まることでより表面が滑らかになるのです。
拭き取り
1時間程度放置すると木の内部から塗料が滲み出てくることがあるので、もう一度キッチンペーパーで拭き取ります。
乾燥
後は乾燥するまで24時間程度放置して完成です。
ちなみに匂いは数日取れないので気になる方は数日放置した方が良いかもしれません。
私は3日〜4日程度放置しています。
後処理
塗装する時に使ったキッチンスポンジと拭き取りに使ったキッチンペーパーは可燃性があるので、捨てる際は少し水を含ませてビニール袋に入れて捨てます。
刷毛を使うと洗う手間がありますが、キッチンスポンジだと捨てるだけで済むのでお手軽です。
ちなみに今回の塗装例は以前DIYしたコーヒーフィルターケースです。
鬼滅の刃のねずこの木箱もワトコオイルで塗装しています。
まとめ
はい。そんなわけで今回はワトコオイルの塗り方を紹介しました。
塗装作業は塗っている時は楽しいのですが、刷毛を洗ったりするのが面倒くさいのですよね。
その点、後片付けが楽なワトコオイル は気軽に塗ることが出来ます。
なんと言っても仕上がりが素敵なので今後もどんどん使っていきたい塗料です。
ワトコオイル の塗装で使った物
ワトコオイル の塗装で使った物をまとめると以下のようになります。
内容 | |
1 | 塗装したいDIY作品 (サンドペーパーで表面処理しておく) |
2 | ワトコオイル |
3 | キッチンスポンジ |
4 | キッチンペーパー |
5 | 耐水ペーパー(400番) |
6 | ビニール手袋(100均の使い捨て) |
7 | ビニール袋(ゴミ捨て用) |
※追記
なんとワトコオイル さんからいいね されちゃいました!
(URLは旧サイトのはてなブログ時代のものです)
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