はじめに
先日、うちの娘がハサミで紙を切っていたのですが‥
なんかハサミが切れない!
‥と、不満の声が聞こえてきました。
どれどれ‥
確認してみた所、全く切れないという程ではないのですが、たまに切れないことがありました。
下の写真の赤マル部分のように紙の最後の部分が切れず、折り目だけ付いた状態になります。
ハサミは2枚の刃を擦り合わせることで紙を切りますが、使っているうちにこの擦り合わせに問題が出て来ると紙が切れなくなります。
なんとか切れるようにして!
了解!
ということで、
今回は切れなくなったハサミの切れ味を復活させる方法を紹介します!
ハサミの切れ味を復活させる方法
ハサミが切れなくなる原因
汚れ
ハサミが切れなくなる原因の中でも対処が簡単なのは刃の汚れです。
下図のように2枚の刃の擦り合わせ部分に汚れが付着し擦り合わせ部分に隙間が出来ると、紙が刃と刃の間に入り込んでしまいます。
こうなると紙が折れ曲がるだけで切れません。
悲しい‥
汚れの原因で多いのは糊の付着かなと思います。
実際に我が家でもダイレクトメールの封をしている部分をハサミで切っていると、その内、刃の部分に糊が付着してきてベトベトになってきます。
この場合は消しゴムで刃の部分をゴシゴシするか、アルコールなどで拭くとハサミの切れ味が復活するので簡単です。
今回は汚れを拭いても直らなかった!
ちなみにダイレクトメールの開封のためにレターオープナーをDIYで作りました。
こちらの記事で作り方を紹介しています。
刃の摩耗
ハサミの刃の部分は、使っていくうちに摩耗して刃先が丸くなってしまいます。
この場合も紙が刃と刃の間に入り込んでしまい紙が切れません。
この場合は残念ながら根本的な対処が必要です。
今回はハサミの刃の摩耗が原因だな!
ハサミの切れ味を復活させる方法
アルミホイルを切る
ハサミの切れ味を復活させる方法をインターネットで調べてみると、アルミホイルを重ねたものをハサミで切る方法が見つかりました。
アルミホイルを切ると化学反応?で刃の部分が修復されるようです。
これで切れ味が復活するならお手軽だな!
簡単に出来る方法なので早速試してみたのですが、
‥切れ味変わった?
アルミホイルを切ってハサミの切れ味を復活させる方法についてはインターネット上に複数の記事が見つかります。
恐らく一定の効果があると思われますが、我が家のハサミには効果が無かったようです。
ハサミを砥石で研ぐ
ハサミを分解する
砥石でハサミの刃を研いで切れ味を復活させます。
ハサミはそのままだと研ぎづらいので分解が可能なら分解します。
今回のハサミは中央のキャップを外すと隠しネジがあり、ドライバーを使って分解することが出来ました。
ハサミを研ぐ面
ハサミを研ぐ時は斜めに角度が付いた面を砥石で研ぎます。
砥石を水で濡らす
砥石の表面を水で濡らしておきます。
今回、ハサミを研ぐのに使った砥石は「シャプトン 刃の黒帯」という砥石です。
普通の砥石は使う前に水に浸けておく必要がありますが、「刃の黒帯」は水に浸けておく必要がなく、研ぎたい時にすぐ研ぐことが出来るので便利です。
こちらの記事で「刃の黒帯」の使い方を詳しく紹介しています。
砥石でハサミを研ぐ
ハサミの刃の部分を砥石で研ぎます。
刃を研ぎ終わったら水で洗い、布巾でしっかり水気を拭き取ります。
ハサミを組み立てる
ハサミを分解した時と逆の手順で組み立てます。
試し切り
ハサミの切れ味が復活したかどうか試し切りしてみます。
スパッと切れたよ!
まとめ
はい、そんなわけで今回はハサミの切れ味が悪くなる原因と切れ味を復活させる方法を紹介しました。
簡単な方法があるかな?と思いましたが、結局砥石で研ぐのが確実ですね。
ハサミの切れ味が復活したよ!
ヨシ! これで切りまくれるぞ!
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