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【スライド式】木製レターオープナーをDIY

【スライド式】木製レターオープナーをDIY アイキャッチ DIY
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スライド式の木製レターオープナーをDIYしました。

はじめに

ダイレクトメールでも一応中身を見てから捨てる派なのですが、ハサミでチョキチョキ開封するのも手間がかかります。
大事な手紙ならそれでも良いのですが、ダイレクトメールはすぐ捨てるので時間を掛けずにスパッと開封したいものです。

そんな時にあると便利な道具がレターオープナーです。
手紙を開封することに特化しただけあって、スパッと簡単に手紙を開封出来ます。

ということで、

今回は【スライド式】木製レターオープナーをDIY!

レターオープナーとは 

手動レターオープナー 

レターオープナーには手動タイプと電動タイプがあります。
手動タイプは手紙を溝に入れてスライドしてカットするタイプと、カッターの刃を手紙の隙間に入れてカットするペーパーナイフに近い使い方のものがあります。 

電動レターオープナー 

電動タイプのレターオープナーはカットするのは楽ですが、音がするので静かな環境では少し気になるかと思います。

ペーパーナイフ 

手紙を開封する道具と言えば、ペーパーナイフを思い浮かべる方も多いと思います。
鋭利ではないとはいえ刃が剥き出しなので、小さな子供がいる家庭では置き場所に注意が必要ですね。
個人的には一番おしゃれな感じで好みですけども。

スライド式  木製レターオープナー 完成後の外観

完成後の外観

檜板の木目とアンティーク風な色合いがマッチした素朴な外観です。
左の隙間から手紙をスライドさせてカットします。

隙間が凸凹になっていることで手紙をスライドした際にカッター部分に手紙が押し付けられてカットする仕組みです。

木製レターオープナー 完成後の外観

手紙を入れる左側の方が隙間が大きく入れ易くなっています。

木製レターオープナー  レター挿入部

背面はこんな感じ。
穴はネジとナットが入っています。

カッターの刃が欠けた場合に交換可能とするため、分解可能な構造にしています。

木製レターオープナー背面

カッター部分

凸部分のパーツにカッターの刃が仕込まれています。
手の届かない位置に刃があるので子供が触っても危なくありません。

レターオープナー カッター部分

凸部分のパーツを取り外すと下から少し上の位置にカッターの刃があることが分かります。

少し上にカッターの刃があることで手紙の端を上手くカットすることが出来るのです。

木製レターオープナー カッター部分

レターオープナーで手紙を開封

少し厚めのダイレクトメールを開封してみます。
このように刃が押し付けられた側だけカットされています。

木製レターオープナーで厚めのダイレクトメールを開封

薄めのダイレクトメールを開封すると部分的に両側がカットされます。

切り口を気にしないなら良いのですが、正直、大事な手紙を開封するのに使うのは躊躇してしまいます。
ダイレクトメール用と割り切って使う必要があります。

木製レターオープナーで薄いダイレクトメールを開封

セリアの檜板で作るレターオープナー

材料カット

材料は以前「しゃもじ立てをDIY」した際に余ったセリアの檜板を使います。
(今回も少ししか使っていないので余りました)

セリアの檜板

カットする前にシャーペンで墨付けします。

シャーペンで墨付け

材料をノコギリ でカットしていきます。

使っているノコギリ はソーガイドというガイド付きの物でこのようにうすーくカットも出来る優れものです。

使い方は「ソーガイド」の記事で詳しく紹介しています。

ソーガイドミニで材料をカット

凸凹部分の加工

凸部分はソーガイドで加工しましたが、凹部分はノコギリ で溝を切った後、ノミで削ります。

メールオープナー 凸凹部分の加工

凸凹完成です。

メールオープナー 凸凹部分の加工後

カッター部分の加工

ダイソーで調達したカッターの刃を一枚折ります。

ダイソーのカッター

凸部分にカッターの刃が若干出るように置いてシャーペンで墨付けします。

レターオープナー カッター部分の墨付け

墨付けした線に合わせてノミで掘り込みします。
手紙の端から2mm程度上の位置にカッターの刃がくるように深さを調整しています。

ノミでカッター部分の掘り込み

カッターを仕込んだらフタをします。
カッターの刃が欠けた時は交換出来るようにフタは木片を乗っけているだけです。

カッター部分の加工終了

ネジ部分の加工

ピンバイスで穴を開けてネジを通し、デザインナイフでナット埋め込み用の穴を加工します。

ピンバイスはこちらの記事で詳しく紹介しています。

ナット部分の加工

表面処理

角をホビーカンナで面取りします。

面取りすることで持った時の手触りが柔らかく手に馴染むようになります。

ホビーカンナの使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

レターオープナーの角をホビーカンナで面取り

120番と240番の紙やすりを順にかけて表面処理します。

塗装

左が塗装前、右が塗装後です
ワトコオイルのダークウォルナット を塗ってアンティーク風になりました。

木製メールオープナー ワトコオイル  塗装前後の比較

ワトコオイル の塗り方はワトコオイル の記事で詳しく紹介しています。

まとめ

はい。そんなわけで今回は 木製メールオープナー をDIYしました。

ハサミでも手紙の開封は出来ますが、専用の道具の方が使い勝手は良いです。
これでダイレクトメールの処理が少し楽になりました。

うちの娘も気に入ったようで無駄に手紙を切りたがります。

私が開けてあげる!スパッ!スパッ! 

使った材料・工具

使った材料

材料

内容

木材 セリアの檜板(厚み15mm)
カッターの刃 ダイソー
ネジ、ナット M4×20mm
塗料 ワトコオイル (ダークウォルナット)

使った工具

工具

内容

ノコギリ  ソーガイド
クランプ ダイソーF型クランプ (200円商品)
ホビーカンナ BIGMAN ホビーカンナ25
その他 ハサミ、デザインナイフ
棒やすり・紙やすり・ハンドサンダー
木工ボンド
定規・メジャー
筆記用具

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