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【正確な穴開けに!】端材で簡易垂直ドリルガイドを自作する方法

【正確な穴開けに!】端材で簡易垂直ドリルガイドを自作する方法 アイキャッチ DIY
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はじめに

DIYで木材にドリルで穴開けする事がありますが、目測で垂直に穴を開けるのは難しいですよね。
自分では垂直に穴を開けたつもりが、穴を掘った後に見てみると少し斜めってることがよくあります。

少しぐらい斜めってても問題ないこともありますが、他の板と接合する時などは加工精度が悪いとDIYの完成度もそれなりになってしまいます。。

そこで、正確に穴を開けるために垂直ドリルガイドを購入しようかどうか検討してみました。
垂直ドリルガイドとは、例えばこんな感じのやつです。

垂直ドリルガイドを調べてみるとピンキリありますね。

木材をしっかり挟んで固定出来るものもありますが、簡易的なものは単純に垂直にガイドの穴が開いているだけのものもあります。

これぐらいなら自分で作れそうな気がします。

ということで、

今回は垂直ドリルガイドを自作します!

垂直ドリルガイドの作り方

垂直ドリルガイドの材料

垂直ドリルガイドの材料はホームセンターで購入したワンバイフォー材の端材です。
60円でした。

垂直ドリルガイドの材料

材料カット

垂直ドリルガイドの幅が広過ぎると穴位置が分かりづらいので、端材の真ん中にシャーペンで線を引いて、線に沿って半分にカットします。

垂直ドリルガイドの材料をカット

材料をカットする時に使う作業台は自作の卓上作業台です。

クランプで材料を固定した後、ソーガイド・ミニを使って材料をカットします。

ソーガイド・ミニで材料をカット

ソーガイド・ミニは木材を垂直にカットするためのガイドです。
付属のノコギリも使いやすくて便利です。

ソーガイド・ミニの使い方はこちらの記事で紹介しています。

ドリルガイドの穴開け

垂直ドリルガイドはドリルのサイズに合わせて作る必要があります。

今回はドリルの穴開けでよく使うサイズの6mm、8mm、10mmの3種類にしました。

先程カットした木材に3箇所シャーペンで印を付けて、ここに穴を開けます。

垂直ドリルガイドの穴位置

当然ですが、ガイドとなる穴自体が垂直でないと意味がないので、正確に穴を開ける必要があります。

ここで活躍するのは細い穴開けに使うピンバイスと以前自作したピンバイス用の垂直ドリルガイドです。

ピンバイスで穴開け

ピンバイス用の垂直ドリルガイドは構造上、そんなに深くは掘れないので途中からガイド無しで穴あけします。

途中まで掘った穴がガイドになるので、このまま掘れば垂直に穴が開きます。

また、下の机に穴が開かないように両端に板を置いてその上から掘っていきます。

ピンバイスで穴開け

3箇所に穴が開きましたが、ピンバイスだと最大でも3.2mmまでの細い穴しか開けられません。

ピンバイスで穴あけ完了

続いてピンバイスで開けた穴に合わせてハンドドリルで穴を広げていきます。

ピンバイスで垂直に穴を掘れている筈なので、その穴自体がガイドになって垂直に穴が開けられます。

ここで重要なのは、ゆっくり慎重にドリルを回すことです。

勢いよくギュルギュル回すと折角ピンバイスで開けた下穴を無視して掘り進んでしまいますので。

ハンドドリルで穴あけ

とりあえず、3箇所とも6mmのドリルで穴あけしました。

これは一気に穴を広げ過ぎるとピンバイスで開けた下穴が機能しなくなるためです。

この後、真ん中は8mmで穴開け、右端は8mmの後に10mmと段階的に広げます。

6mmのドリルで穴あけ

6mm、8mm、10mmと穴が開きましたが、このままだとドリルの先端が木材に隠れて見えず位置取りが出来ません。

そこで、両端に木材で足を付けて浮かせます。

15mm×9mmの檜板をカットして垂直ドリルガイドの両端に木工ボンドでくっ付けたら、垂直ドリルガイドの完成です。

8mmと10mmの穴も開ける

垂直ドリルガイドは、こんな風に穴を開けたい材料と垂直ドリルガイドをクランプで固定して使います。

精度はお察しですが、目測で掘るよりかは正確に穴を開けることが出来ます。
まあ、ダボ継ぎで木材を接合するような高精度を要求される用途には使えないですね。

垂直ドリルガイド完成

ちなみに、写真の例は以前作った木工バイスのネジ穴を開ける際に使った時のものです。

まとめ

はい、そんなわけで今回は垂直ドリルガイドを自作してみました。

市販の物の方が精度が高いと思いますが、あまり予算をかけたくないので当面はこれを使っていこうと思います。

こんなのでも意外と正確に掘れます!

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