はじめに
DIYに必須の工具というと電動ドリルが挙げられますが、私は特に必要性を感じていません。

電動ドリルが無くても大丈夫!
穴開けしたい時は手回しの「ハンドドリル」を使っているのです。
ハンドドリルのメリットは、「安価」、「騒音が少ない」、「安全性が高い」、「電源がいらない」ところです。
デメリットは「疲れる」、「電動ドリルより精度が落ちる」といったところでしょうか。
あと、「製品が少ない」というのもありますね。ホームセンターでもあまり見かけません。

マイナーな工具だけど便利だよ!
ということで、

今回はちょっとマイナー工具ですが、手回しドリルこと「ハンドドリル」について、使い方と合わせて詳しく解説するよ!
シュローダー社の手回しハンドドリル
私が使っているハンドドリルはドイツ シュローダー社のハンドドリル です。
ハンドドリルとしては少し高価ですが、高品質な工業製品で有名なドイツ製だけあってギアの動きがスムーズで使い易いです。
私が持っているのはシャンク径が8mmのタイプですが、あまり出回ってないようです。
6mmタイプは比較的取り扱いがあります。

ドイツ!
シュローダー社製ハンドドリルの外観
外箱
外箱は飾り気のないダンボール製です。
シンプル過ぎて若干物足りないです。

外箱を開けるとハンドドリル本体と持ち手が分解されて収納されています。
非常にコンパクトで収納する際に場所を取りません。
箱の中に入っているのはハンドドリルだけで説明書類など他の物は一切ありません。


飾り気がなさすぎるよ!
本体外観
ハンドドリル本体と持ち手の接続部分はこんな感じ。
ネジが切ってあるので回して差し込みます。
持ち手部分(本体側面含む)は木製で手に馴染むので使い易いです。
(ギヤの回転ハンドルの持ち手はプラ製でクルクル回転します)

持ち手を取り付けるとこんな感じ。

信頼の「Made in Germany」です。
ちょっとしたことですが、所有欲が満たされるのでポイント高いです。
シールなのがちょっと残念。

ダブルギアっぽい外観ですが、シングルギアです。
試しにホームセンターでダブルギアの格安ハンドドリルを回して比べてみたのですが、明らかにシュローダーのハンドドリルの方がスムーズに回ります。


少し値段が高い分、精度が高いよ!
ただ、普段そんなに穴を開ける機会が無いなら、↓のような格安タイプのハンドドリルでも十分かとは思います。
ドリルを固定するチャック部はこんな感じ。
8mmまでのドリルをチャック出来ます。

一般的な6.35mm六角軸のドリルをチャック出来るので、ドリルの選択肢が広いです。

10mmのドリルをセットするとこんな感じ。
大迫力で本当にカッコいいですね。ドリル最高!

上の写真のドリルはスターエムの先三角ショートビットです。
切れ味抜群で愛用しています。
皿取錐もお気に入りのドリルです。
コーススレッドを打つ時に下穴と皿取加工(釘頭を隠す加工)が同時に出来て便利です。

ハンドドリルの使い方
ハンドドリルの使い方はドリルをセットしたらハンドルを手で回すだけなので簡単です。

電源がいらないのでお手軽だよ!
実際に10mmのドリルで厚さ12mmのラワン合板に穴を開けるとこんな感じ。
これぐらいの厚みの板なら手回しのドリルでもあっという間に穴を開けられます。


とっても簡単!
下の写真は皿取錐を使った所です。
ハンドドリルでもこういった加工が可能です。

ハンドドリルを使う時は木材が回らないように、しっかり固定して行います。
今回は自作の木工バイスで固定しています。
綺麗に釘頭を隠すことが出来ました。

ちなみに上の写真はペンダントスタンドを作った時のものです。
まとめ
はい。そんなわけで今回は穴開けに便利な工具「ハンドドリル」の使い方と合わせて紹介しました。
電動ドリルは便利だと思いますが、騒音や安全性の面では手回しのハンドドリルが優れていると思います。

電動工具が無くてもDIYは出来る!
こちらの記事ではハンドドリル用の垂直ドリルガイドのDIYを紹介しています。
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