木材を正確にカットするのにオススメの「ソーガイド」を紹介します。
はじめに
木材を正確にカットするのって思った以上に難度が高いです。
まっすぐカットしたつもりでもナナメったりしますし。そうなると後で他の木材と上手く接合出来ないんですよね。
しかし「ソーガイド」と言うノコギリ 補助道具を手に入れてから正確にカットが出来る様になりました。
DIY初心者からちょっとレベルアップした感じです。
ということで、
今回はソーガイドを紹介します!
ソーガイドのパッケージ
外箱
コンパクトなパッケージです。
保管するにも箱に入れてた方が収まりが良いので使った後はこの箱に入れています。(※記事作成時点)
※現在はソーガイド用に作った工具箱に収納しています。
中身
中を開けるとこんな感じ。使い易いノコギリ とセットです。
「もでりん」って言うWindow用のCADソフトも入ってますが、うちはMACなので使えませんでした。
ソーガイドの使い方
幅の狭い木材のカット方法
幅の狭い木材のカットはオレンジの治具を使います。
↓の赤マルの部分をしっかり板にくっつけることで正確な直角カットが出来ます。
けがき線に付属のダミープレートを合わせてクランプでしっかり固定します。
合わせる位置はけがき線の外側です。
(右側が必要な部材の場合、ダミープレートはけがき線の左側にきます)
ダミープレートを引き抜いてノコギリ をセットします。
ノコギリ は引く時に切れるので引く時に力を入れるように意識してカットしていきます。
幅の広い木材のカット方法
オレンジの治具を外して細長い「平行スライダー」を取り付けます。
治具の取り外しは白いプラの頭が付いた手回しネジです。
ダミープレートをけがき線の外側に合わせ、平行スライダーでスライドするための板をクランプで固定します。
下に紙を一枚敷いていますが、コレは木材のキズ防止のためです。
本体がアルミなのでスライドする時に木材にすり傷が付くことがあるんですよね。
ちょっと手間ですが、あとですり傷をリカバリする方が大変なので必ず敷いてます。
ダミープレートを引き抜いてノコギリ をセットします。
ノコギリ の進み具合と合わせてソーガイドもスライドしてカットしていきます。
切断面はこんな感じ。綺麗な切断面です。
ちなみに木材を買った時の断面よりソーガイドで切断した断面の方が綺麗でした。
コレぐらい綺麗だとヤスリをちょっと掛けるだけで表面処理が完了するのでありがたいです。
購入時の断面は丸ノコのスジ?が沢山入っていてデコボコです。
45度にカットする方法
45度カット用の治具をつけます。
左右逆にも付けられるのでカットし易い向きにすることが可能です。
けがき線の外側にダミープレートをセットしてソーガイド本体をクランプでしっかり固定します。
その後、ダミープレートの代わりにノコギリ をセットしてカットします。
正確な45度カットが簡単に出来ます。
切断面を合わせて直角にすると正確に45度でカット出来ていることがわかります。
前にDIYしたカウンター上キャビネットのすりガラス枠も45度治具でカットして作っています。
はい。そんなわけで今回はソーガイドの紹介でした。
私が購入した「ソーガイド・ミニ」は残念ながら廃盤となりましたが、もうコレなしでDIYは無理ってほど依存しております。
現在は「ソーガイド・ベスト」って言うソーガイド・ミニの新バージョンが出ています。ノコギリ の刃が大小二枚ついている分、お値段ちょっと高め。
でも色がシックでカッコいいです。ソーガイド・ミニはちょっとおもちゃ感があるオレンジですので。
傾斜カットが出来る高機能版のソーガイドもあります。治具の調整に六角レンチが必要なので手軽さは若干劣ります。
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