はじめに
以前購入したフィギュアの関節がゆるゆるになってしまいました。
ロボットちゃんの関節がゆるくて立たなくなったよ!
このフィギュアはディズニージャパンが製作した短編CGアニメーションのファイアボールという作品の主人公、ドロッセルさんです。
1回400円のガシャポンで何種類が出ていたのですが、これは「祈祷ユニット グリニッジ」バージョンです。
ボールジョイントや関節が多数埋め込まれていて、ガシャポンにしては可動部が多く、プレイバリューの高いフィギュアです。
長いこと自分のおもちゃ箱に保管していたのですが、娘に発見されていじり回された挙句、関節がゆるゆるで自立もままならない状況となりました。。
手や足もすぐポロッと取れるよ!
何故か娘がこのフィギュアを気に入っているので、なんとか補修してみたいと思います。
ということで、
今回は関節がゆるくなったフィギュアを補修します!
関節がゆるくなったフィギュアを補修
関節が緩くなる原因と補修方法
関節がゆるくなった原因は、ポーズを頻繁に変えることで手や足の可動部がすり減ったからです。
なので、すり減った部分を元に戻してあげれば良いのですね。
ガンプラとか関節にポリキャップを使っているものは、ジョイント部分に瞬間接着剤を垂らして太くするのが簡単です。
今回はジョイント部分がプラ同士のため、ニスをジョイント部分に流し込むことで補修します。
補修に使う材料
補修に使う材料はダイソーの水性ニスです。
接着剤だと関節が固定されて動かなくなりますが、水性ニスの場合はニスが乾いて硬化してもある程度は動かせます。
(関節の強度によってニスの塗布量は調整が必要です)
フィギュアの関節を補修
塗装準備
ダイソーの水性ニスをかくはん棒でよくかき混ぜます。
乳白色ですが、乾くと半透明になります。
関節部分は通常は見えない部分が多いので、はみ出したりしなければ気にならないでしょう。
ニスの塗布はスポイトを使います。
ニスはちょっとしか付けないので、スポイトがなければ爪楊枝とかでも代用可能です。
ニスの塗布と拭き取り
フィギュアの関節部にスポイトでニスを流し込みます。
関節からはみ出たニスはティッシュで拭き取ります。
今回のフィギュアは白いので目立ちませんが、物によっては半透明でも目立つ可能性があります。
また、ニスだけに多少テカリが出てしまうので、はみ出た部分はしっかり拭き取った方が無難です。
胴体側の軸受け部分にもニスを流し込みます。
あんまり多く流し込むと逆に軸が入らなくなってしまうので、多すぎたなと思ったら拭き取って調節します。
下の写真は軸受けの穴を塞いでしまっているので明らかに多過ぎです。(拭き取りました)
同様に手足の各パーツの関節や軸にニスを流し込みます。
乾燥
全てのパーツにニスを塗ったら、乾燥するまで放置します。
ダイソーの水性ニスの説明を読むと乾燥時間は60分〜120分ですが、今回は関節に使うので念のため2〜3日置いておきました。
ニス乾燥後の組み立て
ニスが乾いたら各パーツを組み立てます。
この時点で明らかに関節が硬くなっているのが分かります。
ニスが硬化して関節が動かない箇所がありましたが、接着剤ではないので少しずつ力をかけていくとちゃんと動くようになります。
早速、立たせてポーズを取らせてみます。
ゆるゆるだった関節が硬くなり、自立して自在にポーズを取れるようになりました!
まとめ
はい、そんなわけで今回はゆるゆるになったフィギュアの関節を補修しました。
100均の材料で補修出来るのでお手軽です。
ロボットの関節のゆるゆるが治ったよ!
やったぁ!
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