はじめに
DIYで木工作品を制作する際、木材の表面を整えるため、紙やすり(サンドペーパー)を使っていますが、すぐに目詰まりするので消費量が激しいです。

紙やすりは安いけどすぐ使えなくなるよ!
気付いたら使い切っていたりして、慌てて買いに走ることもありました。

使い捨てじゃないヤスリが欲しくなったよ!
そんな時に替刃式の金属製ヤスリ「NTドレッサー」という工具を見付けました。

これはいい感じかも!
ということで、

今回は金属製ヤスリ「NTドレッサー」を購入したので使い方と合わせて紹介するよ!
NTドレッサー外観
NTドレッサー本体
NTドレッサーの外観はこんな感じ。
鈍い光沢を放つアルミダイキャスト製ボディがカッコイイです。


所有欲をそそるデザインだよ!
側面には穴が二つ開いていて、フックとかにぶら下げておくことも可能です。


ぶら下げておけば使いたい時にすぐ使えるよ!
グリップ部分は曲線で構成されているので握りやすく、手に馴染みます。
滑り止めの役割を果たす溝もあり、力を込め易くなっています。


自重が重いから力を入れなくても研磨出来るよ!
本体のサイズはこんな感じ。
NTドレッサーにはいくつか種類がありますが、これは「メタルドレッサーL L30-GP」です。

幅の細いタイプもあります。
細かい部分用ですね。
本体がプラスチックのタイプもあります。

見た目を気にしなければプラスチックタイプがお得だよ!
替え刃と交換方法
替え刃(中目)
中目(約#280〜400)の替え刃はこんな感じ。
表面を綺麗に整える目的なら中目がピッタリです。
本体が金属製でずっしりと重いので、紙やすりと比較すると研磨力が高く、目詰まりも起こしにくい印象です。

替え刃の交換は、替え刃を固定している二箇所のネジを外すだけです。


替刃は簡単に交換出来るよ!
替え刃(大荒目)
大荒目(約#30〜40)の替え刃はこんな感じ。
大まかにガシガシ削っていきたい時はコレです。当たるとめちゃくちゃ痛そうです。

中目と比較すると荒々しい感じが伝わるかと思います。


大荒目は表面を整えるというより大まかに削る時に重宝するよ!
研磨テスト
杉板の研磨
中目の替え刃を付けて、実際に杉板の表面を研磨してみます。

若干、分かりづらいですが、未研磨の杉板はよく見ると表面の所々に窪みがあります。
研磨後の杉板は窪みもなく、木材の表面が綺麗に整っています。


力を入れ易いから紙やすりを使うより簡単かも!
お手入れ
研磨中に木の粉で目詰まりしたら、歯ブラシで落とします。


歯ブラシは手軽だけどちょっと落とし辛いよ!
金属ブラシを使えば軽い力で目詰まりを落とすことが出来ます。

実例
こちらは合板を2枚重ね貼りした後、側面をNTドレッサーで研磨しています
このような狭い部分をシャープに仕上げたい場合、紙やすりでは力を入れづらく、力が均等に伝わらないので、角が丸まってしまう可能性が高いです。
NTドレッサーは金属製でずっしりと重く、剛性が高いので力が均等に入り易く、研磨面もシャープに仕上がります。


曲面には使いづらいよ!
この例は、木製バイスをDIYした時のものです。
こちらはラッカー塗装された机をNTドレッサーでガシガシ削って剥がしています。
大荒目の替え刃は超強力で、一気に塗装を剥がせます!

こちらは作業机をリメイクした時のものです。
まとめ
はい、そんなわけで今回は替刃式の金属製ヤスリ「NTドレッサー」を購入したので使い方と合わせて紹介しました。
紙やすりの消費が激しいのを改善したくて購入しましたが、使い勝手が非常に良いので、もうコレ無しじゃやってられないぐらい依存しています。
メタルボディがカッコよく、所有感も満たしてくれるのでオススメの工具ですね。

見た目もカッコいいし、作業効率がアップするよ!
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