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仕切り付きで使い易い 木製小物入れをDIY

仕切り付きで使い易い 木製小物入れをDIY アイキャッチ DIY
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仕切り付きで使い易い、ジュエリーボックス風の小物入れをDIYしました。

はじめに

娘のおもちゃで手のひらサイズのぬいぐるみとかフィギュアが沢山あるのですが、細かいおもちゃの収納って乱雑になり易いですよね。とりあえず箱にだばーっと収納しておくのですが、目的のおもちゃを探すのに毎回発掘作業が必要になります。子供に整理整頓を身に付けさせるためには決まった位置に収納しておく方が良いので、これはなんとかしたいです。

ということで、

今回は仕切り付きの木製小物入れをDIY!  

構想 

娘用の物なので実用性を重視しつつもオシャレで可愛い感じの収納にしたいです。そこで参考にしたのはジュエリーボックスです。今回収納したいおもちゃ類とサイズ感は異なりますが、『綺麗に収納したいっ!』と思ってくれる様な素敵な収納になるかなと思いまして。そこで以下のポリシーで作ることにしました。

  • 仕切り付きの収納にする!
  • ジュエリーボックス風にする!
  • ホワイト&ナチュラルな感じにする!

仕切り付き木製小物入れ 完成後の外観

木製小物入れ 正面

完成後はこんな感じです。抑え目のホワイト塗装とパイン材の木目が優しい、女の子らしい可愛い外観になりました。サイズ感がわかる様にシルバニアと並べてみました。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ シルバニアファミリーとサイズ比較

木製小物入れ 開けた所

フタと引き出しを開けるとこんな感じ。ジュエリーボックス風のオシャレな外観です。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ フタと引き出しを開けたところ

木製小物入れ 上部仕切り収納

 上部の収納は深さがありちょっと高さのある物が収納出来ます。仕切りの間隔を左右で分けて整理し易くしています。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 上部収納

木製小物入れ 下部 引き出し収納

下部の引き出しも仕切り付きになっています。こちらは底が浅いので細々した物を収納します。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 引き出し収納

パイン集成材とベニヤ板で作る 木製小物入れ

木製小物入れ 材料カット

材料をソーガイドでカットしていきます。

ソーガイドの使い方はこちらの記事で詳しく紹介しています。  

ソーガイド・ミニで材料カット

木製小物入れ 組み立て

カットした木材を木工ボンドと釘で組み立てていきます。
そのまま釘を打つと木が割れる可能性があるので、ピンバイスで釘の長さの半分ぐらいの深さで下穴を開けておきます。マスキングテープは深さの目安で付けています。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 下穴加工

 ピンバイスというのは小型の手動ドリルで細かい穴あけに適した工具です。

ピンバイスと自作垂直ドリルガイドの使い方をこちらの記事で紹介しています。

固定に使う釘は後で本体を塗装した時に目立たない様に塗装処理されたケーシング釘(白)を使っています。

釘は引っ掛からない様に少し深めに打ち込んでいます。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 釘打ち

木製小物入れ 構造

木箱本体は厚みがあって木目の綺麗なパイン集成材、天板と底板はベニヤ板、普段見えない引き出し部分はダイソーの桐材です。 

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 構造

中底は檜棒の上にベニヤ板を乗っけることで木工ボンドの接着面を増やし強度アップを図っています。下部は引き出しが入る部分です。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 引き出し部

木製小物入れ 仕切り板

仕切り板の素材はベニヤ板です。組み合わせる板を半分づつ欠き取ってハメ合わせます。この様な木材の接合方法を『相欠き継ぎ(あいかきつぎ)』と言います。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 仕切り板 相欠き継ぎ

ノコギリで二箇所切り込みを入れてからノミで欠き取って加工しています。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 仕切り板加工

仕切り板は接着していないので邪魔になったら取り払うことが出来ます。そのままだとぐらぐら動いてしまうので檜棒でガイドを付けて、そこに仕切り板をハメ込んで固定しています。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 仕切り板の固定

木製小物入れ 開閉部

 フタの開閉部分は内側にホワイトの蝶番を取り付けてステーという金具で開く角度を固定しています。ステー が無いとフタが裏側にバタンと倒れてしまうので、フタ付きの木箱には必須の金具です。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ フタ部分のステー

ステー はこんな感じで可動する金具です。

ジュエリーボックス風 木製小物入れ 仕切り付き ステー 可動

蝶番はフタ側をノミで掘り込み加工することでフタを閉めた時の隙間を最小限に抑えてます。面倒ですが見た目を良くするためには必須の加工です。

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ 背面蝶番部分

木製小物入れ 塗装

塗装前に120番と240番の紙やすりを順にかけて表面処理します。
 紙やすりで表面処理が終わったらヤスリ掛けした粉を綺麗に拭き取っておきます。

今回はワシンの水性ポアーステイン(ホワイト)で色を付けます。水性なので匂いもキツくなく部屋で塗ることが出来ます。木目を活かすため、1回塗りです。

仕上げはニスを塗りますが、その前に水性サンディングシーラーを塗ります。ニス は塗りづらくムラになり易いのですが、水性サンディングシーラーを塗っておくことで塗り易くなります。塗膜も厚くなるので表面保護にも有効です。 

サンディングシーラーが乾いたら400番の紙やすりで軽ーく表面処理します。強くやすり掛けすると塗膜が剥がれるので軽くです。

表面処理が終わったら一度固く絞った布で水拭きしてからワシンの水性ウレタンニス(つや消しクリヤー)を塗ります。

水性ウレタンニス は3回塗りしました。1回と2回目の塗装後に400番の紙やすりを掛けて表面処理してます。ちょっと面倒ですが、これをやっておくと表面がスベスベになるのです。

水性ポアーステインの塗り方はこちらの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

はい。そんなわけで今回は仕切り付きの木製小物入れをDIYしました。

わぁー、すごーい! 

娘にも大変好評でした!
これできちんと整理してくれると良いのですが。

娘のカラーボックスに収納するとこんな感じです。可愛い小物入れになったと思います。ちなみに左右のカラーボックスは元は同じ物で左側だけDIYで扉を付けています。半分無いのが気になりますね。。そのうち右側の扉も作ります。

カラーボックスに扉を付けるDIYはこちらの記事で紹介しています。 

仕切り付きで使い易い 木製小物入れ カラーボックス 収納後

使った材料・工具

使った材料

材料

内容

木箱本体 パイン集成材(厚み9mm)
天板・底板・中板・仕切り板 シナベニヤ板(厚み4mm)
引き出し ダイソーの桐材(9mm厚)
フタ枠 檜板(9mm厚)
補強・仕切りガイド 檜棒(2mm)
金物 カラー蝶番、ステー 、つまみ、ケーシング釘(白)
塗料 ワシン 水性ポアーステイン (ホワイト)
塗料下地 ワシン 水性サンディングシーラー
ニス ワシン 水性ウレタンニス つや消しクリヤー

使った工具

工具

内容

ノコギリ  ソーガイド
クランプ ダイソーF型クランプ (200円商品)
ピンバイス タミヤ 精密ピンバイスD
ノミ 角利産業 東守一 追い入れのみ 9mm   15mm
ホビーカンナ BIGMAN ホビーカンナ25
その他 ハサミ、刷毛、プラスドライバー、金槌
紙やすり・ハンドサンダー
木工ボンド、木工ガイド
マスキングテープ
定規・メジャー
筆記用具

コメント

  1. hitomitanaka より:

    めっちゃすごい!!売り物みたいですーー!!

  2. wakurun より:

    ありがとうございます!
    娘のおもちゃの整理用と言いつつ自分の趣味で作っていますww

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