【鬼滅の刃】すわらせ隊のねずこを収納出来るミニチュアサイズの木箱をDIYしました。
はじめに
ガシャポンで「すわらせ隊」と言う大人気シリーズがあるのですが、鬼滅の刃バージョンが出たんですよね。
早速、ねずこをゲットしました。
1回400円なので少し高めのガシャポンですが、その分出来が良くて可愛いです。
そのまま飾ってもいいのですが、ねずこと言ったら、あの木箱ですよね。
と言うことで、
今回はすわらせ隊のねずこの木箱をDIY!
ねずこの木箱 完成後の外観
アンティーク感が漂う木箱です。
黒い鉄の補強部分も木で出来ています。
後ろから見るとこんな感じ。
背負い紐はハギレを手縫いしたのですが、普段縫い物なんてしないのでちょっと雑な仕上がりです。
サイズ的にはスプラトゥーン2のamiibo(アミーボ)より少し小さいくらいです。
竈門禰豆子さんは木箱の上でくつろいでいます。
木箱の扉は開閉可能でプレイバリューが高いです。
「すわらせ隊」のねずこをピッタリ収納出来ます。
「すわらせ隊」には専用の台座が付いていますが、台座付きで収納可能です。
扉の開閉の様子を動画で撮りました。
ねずこの木箱(ミニチュアサイズ)の作り方
ねずこの木箱の材料
木箱の材料は桧板です。ホームセンターで調達しました。
材料のサイズはたまたまホームセンターにあった物ですが、大分余りました。
材料カット
墨付け
木材をカットする前にシャーペンで墨付けします。
墨付け作業はスコヤがあると便利です。簡単に正確な90度の線を引くことが出来ます。
こちらの記事で使い方を紹介しています。
ソーガイドでカット
ソーガイドで材料をカットしていきます。
こちらの記事で使い方を紹介しています。
材料カットするとこんな感じ。ちっちゃいです。
扉部分の加工
墨付け
扉のヒンジ部分の墨付けをして矢印の三箇所をカットします。
扉のヒンジ部分の加工
真ん中の部分は普通にカットできないので、まずノコギリで細かく切り込みを入れます。
切り込みを入れた部分をノミで落とすと簡単にカット出来ます。
同様の手順でヒンジのメス側の加工も行います。
写真に撮って無かったですが、扉の内側になる部分は開閉する際に引っかからないようにアール加工しておきます。
仮組み
ここで一旦マスキングテープで仮組みしてチェックします。
組み立て
木工ボンドを付けてハタガネで圧着(圧力を加えて接着)します。
釘やネジを使わないでもハタガネで圧着するとかなりの強度が出ます。
扉の開閉部分の加工
扉部分の開閉は蝶番を使うのが普通ですが、ミニチュアサイズなので蝶番が付けられません。
そこで釘を使って開閉機能を実現しています。
釘を打つ前にピンバイスで下穴を開けます。
ピンバイスはこちらの記事で使い方を紹介しています。
金槌で軽く釘を叩いてスルッと入るぐらいでないと開閉がキツいです。
釘は頭が小さく平らなレール釘を使いました。
上下2箇所に同様の加工を行います。
持ち手、装飾部分の加工
持ち手部分の加工
持ち手は黒いワイヤーを使います。
ラジオペンチでカラーワイヤーをコの字に加工して、ピンバイスで開けた穴に通します。
抜け防止のため、裏側をラジオペンチでハの字に曲げておきます。
板壁部分の加工
サイドの板壁はPカッターでスジを彫って表現します。
鉄製の枠部分
鉄製の枠は薄い桧板を木工ボンドで貼って表現しています。
上下は5mmの桧板、真ん中の3本は8mmの桧板です。
扉の四隅の飾り金具
扉の四隅の飾り金具も桧板で表現します。
以下のステップで4つパーツを作ります。
- フリーハンドで下書き
- ピンバイスで穴開け
- ノミでカット
本来は凝ったデザインですが、ミニチュアなのでデザインは妥協しています。
背負い紐部分
木箱の背側にピンバイスで下穴を開けます。
後で背負い紐を固定するためのワイヤーを通すためです。
面取り、表面処理
全体的に面取りします。
角の部分にヤスリをかけて丸くしていきます。
写真のヤスリはNTドレッサーという替え刃式のヤスリです。
こちらの記事で紹介しています。
大まかにヤスリがけして全体的に丸みが出ました。
後は紙やすりを全体的にかけて仕上げをします。
紙やすりは最初に120番をかけて、仕上げに240番をかけると綺麗になります。
ヤスリがけが終わったら、表面についた木の粉を固く絞った雑巾で綺麗に拭き取ります。
塗装
金属枠の塗料
はじめに金属枠部分を塗装します。
マスキング
塗装しない金属枠以外の部分をマスキングテープで覆います。
金属枠部分の塗装
塗料をよく混ぜてから必要な量を塗装皿に移します。
金属枠の部分を塗るとこんな感じ。
100均塗料ですが、鈍い光沢があり金属感が出ています。
塗料が乾いたらマスキングテープは剥がしておきます。
木材部分の塗装
木材部分の塗料
木材部分はワトコオイル(ダークウォルナット)で塗装します。
木材部分の塗装
ワトコオイルは簡単にアンティーク風になるのが魅力です。
ワトコオイルの塗り方はこちらの記事で紹介しています。
肩紐の取り付け
肩紐の材料
肩紐の材料はダイソーのハギレです。
肩紐の作成
カッターでハギレを細長くカットした後、半分に折って針と糸で縫いあわせます。
カラーワイヤーをコの字に曲げたパーツを4つ作り、肩紐の端を折り返して縫い合わせます。
反対側も同じように加工したものを2本作ります。
肩紐の取り付け
コの字のパーツを木箱背面の穴に差し込みます。
抜け防止のために内側に出たワイヤーをラジオペンチでハの字に曲げます。
これで「ねずこの木箱」完成です!
ミニチュアサイズですが、本物の木を使ったので雰囲気が出ているかと思います。
まとめ
はい。そんなわけで今回はねずこの木箱(ミニチュア)をDIYしました。
「すわらせ隊」のねずこと並べてディスプレイするといい感じです。
完成した木箱とすわらせ隊のねずこはセットで娘にプレゼントしました。
うちの娘も鬼滅の刃にハマっているので喜んでくれました。
やったぁ!ねずこちゃん可愛い!
ねんどろいどのねずこも可愛くてオススメです。
各部サイズ
使った材料
材料 | 内容 |
木箱本体 | 桧板(幅90mm×厚み6mm) |
鉄枠部分 | 桧板(幅5mm×厚み2mm) 桧板(幅8mm×厚み2mm) |
持ち手 | カラーワイヤー(黒 1.2mm) |
釘 | 真鍮レール釘(25mm) |
ワイヤー | カラーワイヤー(黒 1.2mm) |
肩紐 | ダイソー ハギレ |
塗料(鉄枠) | ダイソー メタリックペイント (ブラック) |
塗料(木部) | ワトコオイル (ダークウォルナット) |
肩紐 | ダイソー ハギレ |
使った工具
工具 | 内容 |
ノコギリ | ソーガイド |
ノミ | 角利産業 東守一 追入れのみ(9mm) |
クランプ | ダイソー F型クランプ(200円商品) |
ハタガネ | 蝶印 真鍮ハタガネ 300mm |
スコヤ | シンワ測定 完全スコヤ |
ピンバイス | タミヤ 精密ピンバイスD |
Pカッター | オルファ PカッターS型 |
金属ヤスリ | NTドレッサー L-30GP(中目) |
その他 | 針と糸 ラジオペンチ ハサミ、カッター 紙やすり(120番、240番) 木工ボンド、綿棒 筆、ビニール手袋、塗装皿 さしがね 筆記用具 |
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